炎氷双騎ツイン・キュアリー 百合ヒロインは男のチンポに敗北する 後編【★☆☆☆☆】

★☆☆☆☆

作品の概要

タイトル:炎氷双騎ツイン・キュアリー 百合ヒロインは男のチンポに敗北する 後編

作者・メーカー:No Future

発売日:2022年5月1日

エロシーン:拘束/レイプ

ヒロインタイプ:変身ヒロイン

ストーリーについて

悪の組織、黒隷会と戦う正義のヒロイン、キュアリー・メルルとキュアリー・アイリ。
2人は良き相棒であると同時に、恋人同士の関係でもあった。
しかし、黒隷会の策略により、メルルとアイリは分断され、それぞれ単身で戦うことになってしまう。
そこでアイリに突き付けられたのは、メルルが捕まっている偽の画像だった。
「メルルに酷いことしないで!」
「キュアリー・メルルを助けたいなら、大人しくしているんだぞ」
抵抗を封じられたアイリを、黒隷会の男たちは容赦なく凌○する。
メルルを守りたい。その一心で、アイリは苛烈な責めに耐え続ける……

 アイリは一人奮闘するも、相方のメルルを囚われ抵抗できなくなってしまう。拘束されたアイリは大切な処女も奪われ陵辱されていく。陵辱の果てにボロボロになったメルルの姿を見せられ、ともに輪姦されていくというお話

相変わらず勢いがすごい。そのせいで説得力不足

 前編もエロシーンから終盤にかけての話の展開の勢いが早く、コマ内の状況がどんどん変わっていくため話の展開は早いものの、エロ漫画としての実用性に欠けるという印象を受けました。

 今作も話の展開が早いうえ、今回は後編のため、前編で陵辱されたメルルが再登場し2人の陵辱シーンも展開されるため、より話のテンポが巻きで早くなっています。

 これが導入部分だけならいいけど、肝心のエロシーンも勢いで進むため、どうしてもページ不足感が・・・

 巻きで展開するくらいページがぎゅうぎゅうなため、陵辱する状況を作るための展開も無理やり感が否めない。終盤抵抗する気力も失っていて拘束されてないのに両名が陵辱される展開がありますが、変身が解けているわけでもない。何日も犯されつくしたわけでないため、すでに抵抗する気力はないと言われても見た目に説得力がない。

 変身ヒロインなんだからそこで一矢報いて抵抗。だけどそこでも叩き伏せられ、最後の意志が折れるところを見たいのに、そのまま犯されて終わっちゃのは残念でした。

エロシーンについて

責め方がまさかのどっちも一緒

前編と後編でわざわざヒロイン一人ずつ陵辱シーンが用意されているのに、どちらも媚薬からの拘束。そしてガンガン犯すレイプと、せっかく性格も異なる2人がいるのに責め方が一緒。拘束のシチュ自体は拘束イスと罪人拘束タイプで違いはありますが、前編同様処女を失う悲しみみたいな描写がありません。

 これでどちらかは堕ちて、もう片方は耐えるが、堕ちた相方にトドメをさされるなんて差をつければまだ見応えはありましたが、差がない。

恋人設定が活かされてない

 序盤で激しめのレズセックスをして愛をささやきあうくらいにはラブラブな二人。問題は陵辱にこの要素が全く活かされていない。どっちも媚薬を打たれて拘束されて犯されてるだけ。

 こんなときは生やしていいんだよ!目の前に悪堕ちした仲間が現れ「エッチしてるときも、本当はずっとこうしてみたかったの。夢がかなった」といってふたなりで犯される。愛し合った時も本当はどす黒い欲望を持っていたことに絶望しながらも、体は喜びきゅうきゅうに締め付けている。それを指摘され必死に否定するが・・・・なんて展開なら恋人との思い出寝取られが楽しめるのに!

 恋人設定は単純にページ消費しただけになってる。それならただの相方でエロシーンにページを割いてほしかった。

総評

 恋人設定を活かしきれておらず勢いがありすぎるせいで一つ一つの描写が一瞬で終わってしまうストーリー。変身ヒロインらしいもう一度立ち上がる姿もなく、前編と後編で責め方の流れが一緒。処女陵辱らしい姿もないと、全体的に物足りない作品でした。

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