作品の概要

タイトル:レイナの魔石と昇格試験
サークル:どくつぼ堂
発売日:2025年1月10日
エロシーン:レイプ・催眠・睡眠姦・搾乳
ストーリーについて

魔術師ギルドに所属するCランクの魔術師レイナは
Bランクを目指すべく昇格試験に挑むが、試験内容は希少鉱物魔石の入手だった。ある村に魔石があると聞きつけたレイナは王都を離れ、アスト村へと赴いた
凄腕を自負する彼女は、早々に魔石を手に入れてしまう。嬉々として帰ろうとするレイナの前に使い魔が現れ、手に入れた魔石を盗まれてしまう。
そこに使い魔の主を名乗る男が現れるが、使い魔のコントロールを失っていると聞かされてしまう。魔石を取り返すために使い魔を探し村を奔走することに、果たしてレイナは無事魔石を手にし試験を終わらせられるのか‥‥。
探索マップとなる村の中だけでストーリーが完結するため、主要な登場人物はレイナと原因となった魔術師くらい。人間関係やバックボーンはあまり描かれないため、ストーリーはそこまで重視されていません。展開も終盤意外はギャグ寄りなので気軽にプレイできます。
システムについて
バトル無しの探索のみ
ステータスはあるもののバトルは一切なし。使い魔に接触しても暗転して勝利したところから再開するため、ゲーム性は使い魔を発見するまでの探索。そして使い魔を出現させるためにこなす必要がある村人からのおつかいイベントです。
おつかいイベントは不親切
このゲームの明確な課題はおつかいイベントの不親切さ。1匹目の使い魔発見に繋がるイベントはまだわかりやすい(それでもどこにいるのか一切ヒントがない)のですが、そこからは全くわからない。どこに行けばいいのか、何をすればいいのかが全然示されないため、村中を総当たりで探すしかありません。先に村人のおつかいイベントをこなさないと使い魔が表示されないため、どの村人のイベントがどの使い魔の出現に関連しているかもわからず、一つイベントを発見して何とかこなしたらそのたびに村を総当たりのため、とにかく不親切でした。
使い魔攻略に必要なアイテムを手に入れるイベントも全く関連性がなく突如報酬で渡されるため、「それっぽい条件は出されたけどどこに行けば・・・・?」としかなりません。せめて迷ったらアドバイスくれるNPCくらい配置してほしかった。
エロシーンについて
人間による陵辱のみ

使い魔が出現するものの、エロシーンはレイナと村人の絡みのみ。使い魔が原因で発生するエロイベントもありますが、それも村人とのセックスです。
エロシーンは催眠による淫乱化。昏睡レイプ。拘束されての陵辱。泥酔して抵抗できなくなっての前後からの陵辱など9シーン。白濁液まみれになったりアヘ顔になるようなハードな描写はありません。快楽度や調教要素はないため、エロシーンを重ねるほど淫乱度が増して主人公が能動的にセックスする、というような変化要素はありません。
そのため陵辱ものに慣れている人には、パンチが足りないと感じる人もいるでしょう。陵辱系が初めてでまだハードな描写に慣れていない人の処女プレイ作にはちょうどいいです。
価格を考えると物足りない
エロシーンは陵辱が中心であるものの、1,320円と1,000円越えの価格であることを考慮すると物足りなさが残ります。エロシーンの少なさもあり、ゲーム自体のボリュームも物足りません。今作がサークルの処女作ということもありますが、コスパという面では課題が残ります。
総評

ストーリーやハードさは弱めでボリュームは価格を考えると評価は高くできません。ゲーム性もおつかいイベントがメインながら次に進むポイントが示されないため、理不尽な探索が必要になっていました。
エロさについては泥酔して前後から犯されるシーンが好みでした。全裸にせず、服を中途半端に脱がした状態で犯すのが、まさに無理やり犯している感があってよかったです。

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