聖隷戦姫クロエ～「最強」が権力に沈むまで～【★★★★☆】

タイトル：聖隷戦姫クロエ～「最強」が権力に沈むまで～

サークル：一歩も下がるな!!!

発売日：２０２５年２月２０日

エロシーン：レイプ/輪姦/触手/異種姦/調教/機械姦/拘束

ヒロインタイプ：女剣士・騎士

衣装：

　

ストーリーについて

「あんなイイ女、ただ罠に嵌めて殺す、じゃもったいないだろう?

あの女の自信を、尊厳を、何度も何度も踏みつけてすり潰す。
すっかり擦り切れて、懇願しながら俺に何度も頭を垂れる奴に、
“メスの本分”、というものを一つ一つ、その身体に叩きこむ。

そんなことを考えたら、どうだ? 心が躍るだろう?」

“敵”とグルになって”味方”をハメる!クズ権力者ムーブここに極まれり!
“最強戦姫”の名が人々の記憶から消えるほど、敗北と汚辱に塗れさせる。

※基本CG22枚、ゲーム開始後即回想部屋で全シーン開放可能
本作は、喘ぎ声や一部ボイスのみのパートボイス形式になります。
フルボイスではございません。

　アルテミスの最高権力者であるヴィッツレーベンは、表では敵対している地下組織ラーテと裏では内通し、邪魔となる存在をラーテとともに葬りさることで権力を意のままにしていた。

　だがそんな彼に抗うのがアルテミスの実戦部隊である聖隷戦姫隊。彼女らはヴィッツレーベンの不正を暴くため行動していた。レーベンは邪魔の彼女らを排除すべく、組織のトップという立場を利用し罠にはめて破滅させていくというお話。

　ヒロイン調教ものは珍しくありませんが、まさかの味方側が調教するというストーリー。ストーリーはクロエを罠にはめて調教する作戦パートと、市民や味方側が様々な不満や欲望を理由にクロエを貶める幕間パートの２種類で構成されており、聖隷戦姫隊がどれだけ四面楚歌で世界が腐りきっているかを嫌でも理解させてくれます。

　上層部も敵、聖隷戦姫隊内にも裏切者が、守る市民たちもクズばかりという孤軍奮闘するクロエがかわいそうになるくらい周りは敵だらけ。何度も敗北し調教され身も心もボロボロにされながらもクロエは一人で抗いますが、主人公が調教側のためクロエの敗北がグッドエンドになります。報われません。

ゲームシステムについて

　本作の売りは作戦パート。マップをランダムに移動してくるクロエに罠やモンスターを配置し倒すシステムになります。

　作戦準備パートでは罠マス、固有敵マス、敵配置マスに各アイテムやキャラを配置しクロエを迎え撃ちます。罠はダメージを与える爆破や、クロエの装甲をダウンするアーマーブレイク、淫乱状態になる媚薬などがあり、クロエにダメージを与えたりデバフをかけることができます。

　また最初から固有の敵が配置されるマスと、任意のキャラを配置できる配置マスがあり、ランダムで移動するクロエを誘導できるビーコンも使いながら、どの罠やモンスターをどんな順番で当てるかが重要になります。

　クロエが敗北すれば敗北の責任をとらせるために懲罰を受けさせ、クロエにさらにデバフをかけることができます。ストーリーが進むほどクロエは何度も敗北し懲罰を受け続けるため、どんどん弱体化し淫乱化していきます。

　このゲーム性が苦手な人向けにイージーモードも用意されているため、そちらではごり押しで勝てます。

調教ものだが作業感はなし

　今作のエロは戦闘中のエロと懲罰や敗北、幕間の一枚絵エロの２種類。調教ゲーときくとヒロインの調教ステータスを上げるために何度も同じコマンドを選択し続けないといけない作業時間が多く、途中で面倒になることも少なくありません。

　今作の調教要素は懲罰時にデバフをかけるものですが、これは予めスキルポイントが割り振られており、選択したデバフスキルを付与するだけなので一瞬で終わります。またエロ装備を開発し装備させることで戦闘時にエロステータスが上昇するのでこちらもすぐ終わります。

エロシーンについて

羞恥・屈辱メイン

　クロエはプライドは高いが簡単には折れない強さがあり、聡明でもあるとれーべんが評していたとおり、レーベンに全く媚びへつらおうとせず抵抗し、多くのものたちの裏切りや罠により調教されながらも信じられる仲間とともに必死に抗い続けます。

・レーベンにフェラ奉仕

・目隠し＆ポールギャグ＆首輪をされ犯される

・クズ市民たちに仲間を人質にされ謝罪輪姦

・観衆が見ている中モンスターに輪姦される

・盗賊団に輪姦されたあげく落書きをされ股間をいじめられながら晒し行進をさせられる

・ザコ兵に押し倒され全身ぶっかけ輪姦

・拘束され電気絶頂

・触手に乳房を調教されながら頭を呑まれ絶頂　　　　etc・・・

　全体的に屈辱、恥辱的な陵辱が多くなっています。嫌いな相手に媚びながら犯される。人前で犯される。守るべき相手や本来なら負けるわけがない実力の相手にぼろ負けし馬鹿にされながら輪姦されるシチュが多いです。

戦闘エロは立ち絵エロオンリー

　戦闘エロは立ち絵エロ→ステータスが溜まるか段階を踏むと一枚絵エロに進むというものが多いが、今作は立ち絵エロオンリーです。その代わり立ち絵でも結構なボリュームでなかなかハード。純粋に犯したり、道具や薬、拘束しながら屈辱的に犯すなどレパートリーも多いです。

竿役の性格がクズばかりなのは残念

　今回の竿役は盗賊やクズ市民、悪に手を染めるトップなど、最初から悪とわかりきった相手のみ。そのため最初からクロエを犯すことしか考えておらず、その流れが同じなのは残念でした。

　やはり守るべき市民を陵辱に絡めるなら、クロエのことを信じていたが変わり果てた彼女を見て失望し罵倒しながら犯す、クロエは今の自分には犯されることしか彼らの不満を取り除く方法はないと淫乱を演じ少しでも罪悪感を減らそうと・・・みたいなクロエの残った正義に訴えかけるような心変わりエロは欲しかったです。

総評

　ストーリーは想像通りの流れで驚きがない。クロエ側にあまりにも味方がいなさすぎてさすがにかわいそうになる。ボリュームも値段を考えるともっと一枚絵エロや竿役の種類は欲しかったです。

　ただクロエがなかなか堕ちない点やエロシーン自体のボリュームは結構あるので、ハードさとエロさは高めにしています。