CrimeRhymeParadox イナホノミライ【★★☆☆☆】

★★☆☆☆

作品の概要

タイトル:CrimeRhymeParadox イナホノミライ

作者・メーカー:FlyingShine黒

発売日:2006年4月28日

エロシーン:陵辱/輪姦/レズ

ヒロインタイプ:女子学生/女教師

衣装:制服/体操服

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ストーリーについて

それが——
すべてのはじまりだった。

ある日突然、見ず知らずのメールが届くことがある。
悪戯メールや存在意味を持たないスパムメール。
ただ、消去されるだけのメール。
気にとめる事さえ無いそれらのメールたち。
そんなメールの中で、生徒たちの間で話題になっているメールがあった。

「送信者不明」
「メールは7日間に渡り届く」

という、未来を暗示するメール。
その不思議メールには、近い未来受信者に起きる出来事が予言されている。
それだけなら単なる悪戯メールにすぎない。
だが、そのメールが話題となりえた決定的な要素、
それは、メールに書かれたいたことが、実際に起こるということだった。
そのメールで「チャンスを手に入れ成功した」とか、「おいしい経験をした」とか、巷では噂されていた。
しかし、この噂にはまだ続きがあった。

メールの予言が外れたとき、
それは、
メール受信者の死を意味する。

稲穂は母校『坂ノ下学園』に帰ってきた。
いつの頃からか心の中で温め始めた夢、「教師」になるために。
その一歩目となる教育実習がこれから始まるのだ。

憧れの櫻先生や、級友の沙月とも一緒。
懐かしい人達に囲まれ、担当クラスには弟の洋麻、その幼なじみの来瑠実もいる。
懐かしい人達に囲まれ、これから、充実した学園生活が幕を開ける……

しかし、
幕を開けたのは、

予想だにしないクライミライだった。

イナホノミライニ
ミエルモノハ……何?

 稲穂は教育実習を受けるため、母校である坂ノ下学園にやってきた。この学園にはある噂があり、7日間にかけ届くメールに従うと、幸せになれるという未来メールがあった。だがこのメールに逆らうと死ぬとされており、稲穂たちのもとにも届いてしまう。

 噂だと相手にしていなかったが、同じ教師である櫻の死をきっかけに、このメールの噂は本当ではないかと恐怖を抱く。さらにメールの指示は彼女らに恥辱・屈辱的な行為を要求するものとなっていき・・・

これまでのミライシリーズとは全く別物

 アカルイミライとクライミライシリーズは登場人物やストーリーに共通する部分が結構ありましたが、今作はこれまでのミライシリーズとは空気感も登場人物も大きく異なります。

 まず舞台がこれまでの薊学園から坂ノ下学園に代わっており、登場人物も稲穂と櫻以外は全員初登場の人物ばかり。このためミライシリーズとのつながりは全くなく、クライミライのようなシチュやヒロインを期待すると、全くの別物に「なんだこれ?」となると思います。自分もなりました。

ストーリーはトップレベルにひどい

 いや、本当にひどかった。今作のエロシチュは死を回避するために未来メールの予告を実行する中で、不特定多数の男たちの精液を集めろや、複数の女性が処女を散らせといったものを告げられ、それを現実のものとするために犯されるというものです。

 ただそのメールを利用した人間たちの思惑が絡んでくるのですが、あまりに身勝手な行動理由だらけであまり感情移入できません。貴重な良い人枠の櫻先生は序盤で退場してしまうので、なおさら残ったヒロインたちは個性も薄く魅力がないんです。というか櫻先生の扱いひどすぎるだろ

 なによりエンディングが投げっぱなしで、おそらくエンディングの中では一番グッドエンドにあたるものは、あまりに伏線のないラストの一枚絵で「は?」となりました。言い風な一枚絵だけど笑うわあんなん

エロシーンについて

ミライシリーズらしくないシチュが多い

 ミライシリーズといえばハードな輪姦とコスプレセックス。しかし今作は輪姦はあるものの、全体の2~3割程度。衣装にいたっては制服と私服くらいしかありません。

 その代わりに多いので、メインの竿役である分倍河原による調教・

奉仕シチュ。恥辱的な奉仕行為をさせたり、青姦したりと単独のシチュが全体的に多めです。

 また稲穂の弟である洋麻は重度のシスコンで稲穂に異性としての目を向けており、ルートによっては彼女を手に入れようと陵辱に手を染める近親相姦シチュも用意されています。また未来メールに従った結果ヒロイン同士のレズレイプなど、全体的にミライシリーズらしくないシチュが多いです。

万人受けの広く浅くな内容になっている。

 ミライシリーズでもかなり後発なため、絵の質はかなりよくなっています。そしてヒロインの個性が良くも悪くも薄いため、あまり人を選ばない品質となっています。

 シチュも1対1、輪姦、近親相姦、羞恥、道具責め、性奉仕、レズレイプと一つの属性に特化していないので、ささる人には刺さる作品というより、広く浅くな作品となっています。一つ一つのエロシーンが繋がっていないので、単体で楽しめるのも理由の一つです。

 このため強く印象に残るシチュはないものの、全く刺さらないものもない。70点なシーンが多くなっています。

総評

 ストーリーは正直褒めるところがない。特にエンディングの風呂敷を全く畳めなかった感がひどかったです。マニアックさも低く、エロさは絵のおかげでなんとかなっているものの、あまり印象に残るものはありませんでした。これがミライシリーズの最後だと思うと悲しい。

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