作品の概要
タイトル:クライミライ3
作者・メーカー:FlyingShine黒
発売日:2005年11月25日
エロシーン:陵辱/輪姦/羞恥/ウェット&メッシー
ヒロインタイプ:女子学生/教師
衣装:制服/スク水/水着/チャイナドレス/礼装服/バニー/巫女服/メイド服

ストーリーについて

今日も不真面目に新聞部の活動をボイコットする柾。
部員である楓たちや、約束をすっぽかした紫苑に追われる日々。
柾に想いを寄せる楓と紫苑だが、 お互いが親友であるということもあり
なかなか柾との距離を縮めることができないでいた。
でも……、だとしても続く、明るく、楽しい学園生活。
彼に好感を抱いたり興味を持ったりする女の子たちの存在に気づく楓と紫苑。
危機感を募らせる2人。
ある日、突然頭痛に襲われる柾。
柾を中心に成り立っていた関係が、楓と紫苑に襲いかかる……
楓、紫苑、その周囲の女の子たち。
彼女たちを待っているのは— どんな『クライミライ』なのか。
柾を想う楓と紫苑は、互いの想いを理解する恋のライバルでありながら友人でもあり、その関係が壊れるのを恐れ告白できずにいた。
それでも桧や棗たちにも囲まれ、楽しい日々を送っていた。しかし校内で怪しい噂のある心療クラブに巻き込まれていくというお話
キャラクターの掘り下げを重視したストーリー構成

今作はこれまでのクライミライシリーズの集大成となるため、1で登場した成羽菫・奄美花梨・対馬みずき。2で登場した八束桧・柵原棗・佐伯 綾目が再登場します。
主人公である柾もこれまでに比べると存在感が増していますが、ちょっと個性が弱くなっており、よくあるエロゲの主人公みたいになってます。各キャラが柾との関りが深くなっているため、その点からもこれまでのクライミライシリーズとは空気感が違う、青春エロゲらしい展開になっています。
選ばなかったヒロインが悲惨な未来に堕ちる

本作は楓か紫苑どちらかを選ぶことで、選ばれたヒロインは恋人として幸せな未来を歩みます。一方で選ばれなかったヒロインはクライミライらしい陵辱劇に遭い、BADENDまっしぐらになっていきます。
そして1・2のエロゲは各エロシーンが繋がっていないものが多かったものの、本作はヒロインが堕ちていく過程が重視されており、エロシーンも徐々に快楽に染まっていく様が描かれています。

楓であれば永き一日というエロシーンがあり、朝・昼・夜と一日中心療クラブの命令で性的行為を強要され続けるなかで、時間が経つごとに快楽に逆らえなくなっていく姿が丁寧に描写されています。一日だけをじっくり描くことで、徐々に疲弊していき男たちの腐った要求にも従っていく、序盤の明るく男相手でも引かない姿との落差を楽しめます。
紫苑の場合は日常が侵食されていくルートとなり、教室や体操服といった学生の日常を意識させる状況で犯されたり、同棲している柾のそばで疼きを抑えられずオナニーをしてしまう。ついには想い人との同棲の場所でソーププレイを強要され・・・と、日常を壊されていく様が楽しめます。
肉体的な屈辱は楓、精神的な屈辱は紫苑と、ヒロインによって異なる属性となっています。
新鮮さはあまりない
陵辱の中心はいつもの心療クラブ。犯される展開もあまり目新しさがなく、良くも悪くもいつものクライミライです。抜きゲーにストーリーはそこまで重視されないものの、展開はワンパターンとなっています。
ゲームシステムについて
時系列は廃止され選択式に

クライミライといえばその日その日のヒロインを選択し、同じ日に各ヒロインがどんな日常を過ごしていたかを描写する時系列システムが採用されていました。
しかし今作からは時系列は廃止され、選択肢を選びルートを確定する方式に変わりました。この選択肢も正解以外は話が進まないので、実質楓と紫苑ルートを決める1回しか選択肢がありません。
エロシーンについて
衣装は減ったが調教要素が大幅アップ

クライミライは様々な衣装を着せたコスプレ着衣レイプが非常に多い作品で、本作もチャイナドレス、水着、体操服、レザースーツ、メイド、バニーなどが採用されています。
ただ制服シチュが多く、これまでの作品に比べると衣装のバリエーションは少な目。その一方でヒロインに快感を教え込み堕としていく調教要素がかなり強化されており、ヒロインの堕ちる様が好きな人には刺さる作品になっています。
オイルを使ったウェット&メッシー属性も魅力

今作の心療クラブは怪しいオイルを提供する団体となっており、エロシーンでもそのオイルを使い調教するシチュが多くなっています。
制服姿のまま全身に塗りたくられたり、四つん這いでお尻を中心にべったり。体操服、透け水着で全身にといった着衣×オイルも多く、ウェット&メッシーシチュが数多く採用されています。特にトップクラスの巨乳とムチムチボディを誇る紫苑は、ボディラインが露骨に強調されるこのシチュの割合が多いです。
白濁液と色分けもされているため、オイルで汚されているとわかりやすくなっています。
ただオイルが塗られて犯されるだけでなく、オイルを全身に塗りたくるときのヒロインの羞恥や快感に悶える反応をしっかり描いてくれているため、ちゃんとオイルが主役のエロシーンとして楽しめます。
サブヒロインはボリューム少な目

ヒロイン数が増えた分、各ヒロインのエロシーン数が少なくなっています。ちゃんと各ヒロインに陵辱シーンが採用されているのはいいことなんですが、複数ヒロインのエロシーンを含めても各3~4シーンくらいしかないです。みずきに至っては1シーンしかないです。
薫は和姦のみ。花梨・彩目は和姦、無理やり両方あるので、サブヒロインの中でもボリュームにかなりの差があります。
総評

良くも悪くも同じ流れだった1・2とはシチュエーションや空気感を変えた作品。そのためこれまでメインだったコスプレプレイを楽しみたい人には物足りないものとなっています。
一方でメインヒロインである2人の掘り下げや内面の変わっていく様を丁寧に描いてくれているため、調教要素が好きな方にはおすすめです。






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