作品の概要
タイトル:虜ノ旋律-refrain‐if アイナの章
サークル:Guilty
発売日:2024年12月27日
エロシーン:レイプ/輪姦/拘束/アナル
ヒロインタイプ:女子学生
衣装:ナース服/バニー/体操服/制服
ストーリーについて

今回は虜の旋律refrainでヒロインの一人だったアイナ・レミネンが主人公になった外伝作品。refrainではアナル責めをされまくり楽器でなく喘ぎ声を奏でまくったヒロインですが、そんな彼女のみをメインにした作品。
元々の作品と話は繋がっていないため、今作からプレイしてもストーリー上は問題ありません。選択肢も終盤の一つだけなため、1時間もあれば全回想が回収できます。
村の祭りのために演奏してほしいという依頼を受けやってきた彼女でしたが、仲介した男に騙され処女を奪われ、その時のレイプ動画と逃げれば友人が同じ目に遭うと脅迫を受け、友人を守るため男たちの言うことに従っていきます。
演奏なんてのは彼女を誘うための罠であり、実際は村で過去飢饉を乗り切るため兎を大量に殺したため、その魂を鎮めるため、代わりに女を兎に見立て殺さない代わりに殺すよりもつらい目に遭わせるという、どこの零の世界の儀式ですか?という謎儀式の生贄にされます。
都会から遠く離れた村のため携帯の電波も通じないことで、外部に助けを求める手段を違和感なく奪います。交通手段もないため物理的に逃げることもできず、味方も全くいないためアイリが言うことを聞くしかない状況を作れています。「いや、逃げたり警察に訴えればいいじゃん」と突っ込める状況があると、途端にヒロインが滑稽に見えてしまいますし。
ただ広げた風呂敷の閉じ方はかなり強引です。「あれ?ここまでのアイリの苦労は?」というような力づくな解決なため、アイリが必死に逃げ出そうとした過程があまり活かされていません。
エロシーンについて
ハードさは健在!だがアナル責めは・・・

どのシーンでも1回では終わらない、何人に何回も中出しされ、全身白濁液まみれにされる輪姦シーンが非常に多く、外伝とはいえハードさに一切の容赦はされていません。そしてアイリといえばアナル責めで今作でも犯されながらアナルにバイブを突っ込まれ無理やり拡張させられたあげく、二穴責めで苦しさに悲鳴をあげるという王道シチュも用意されています。そして上記CGでは谷間に顔を突っ込まれ匂いと感触を楽しまれることにひどい嫌悪感を覚える描写がありますが、虜シリーズで匂いや胸に言及するのって珍しかったりします。パイズリはあっても顔を突っ込むことはないので、ここは新鮮でした。
ただアナル単体で責められるシチュはなく、どのシーンでも膣穴を犯されながらのアナル責めのため、あまりアナルに重点を置かれていません。アイリがアナルを責められ快楽堕ちさせられていくあの展開が見たい!という人は今作だと物足りないかもしれません。
衣装シチュが豊富

Guilty作品は着衣セックスが豊富ですが、ヒロインが一人の今作でも衣装セックスが豊富。アイリがアニメファンでアニコスに興味があることもあり、男たちの興奮を掻き立てるスパイスとして様々な衣装を着せられ犯されます。元々の制服だけでなく、THEコスプレの安物制服。ブルマ、バニー、ナース、アニコス、私服と衣装コスが非常に豊富。
ただ衣装とシチュエーションの関連性は薄いです。兎代わりのためバニーを着せられ陵辱されるときくらいかな。
村らしい泥臭さ、陰湿さがなく綺麗すぎるのが難点

エロシーンは全て舞台となる村の中で行われますが、どれも綺麗で明るいので村の泥臭さや陰湿さ、汚さが物足りない。薄暗い牢屋の中で汚らしい男たちにドロドロに犯されるとか、祭りの見世物として恥ずかしい姿で拘束されたあげく村中を引きずりまわされて欲望と冷淡な目を向けられ屈辱と羞恥に苦しむとか、都会の常識では考えられない扱いを受ける奥の村らしいシーンが欲しかったですね。
やられてることは50人近くに連続して輪姦され続けてるとか、鬼ごっこさせられ捕まると問答無用で犯されるとか地獄のような陵辱を受けますが、どれも背景を含め綺麗なんです。そのため村らしさがない。
総評

村を活かした助けを求められないシチュを作るまではよかったもののオチの締め方が強引だったかなと感じました。
またコスプレはあるものの、シチュエーション自体は王道なものが多く、村らしいシチュというものがなかったためマニアックも低めにしています。
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