作品の概要
タイトル:冒険者リザシア -葛藤と屈辱の3日間-
作者・メーカー:フェチズム製作所
発売日:2025年11月7日
エロシーン:陵辱/寝取られ
ヒロインタイプ:騎士・戦士・冒険者
衣装:
ストーリーについて
●プレイヤーの行動で変化するマルチエンディング方式
・ハッピーエンド、ノーマルエンド、バッドエンド、アナザーエンド●プレイ項目一覧
・乳揉み
・抱きしめ
・乳首責め
・アナル舐め
・手コキ
・フェラ
・着衣パイズリ
・授乳手コキ
・太ももコキ
・正常位
・立ちバック
・立ち側位
・対面座位
・騎乗位
・密着正常位
・寝バック
・種付けプレス・想定プレイ時間:1~2時間
・回想部屋あり
・一部のHシーンで喘ぎ声などのボイスあり

冒険者リザシアは恋人のハイゼルと一緒に素材集めの依頼を受けるが、まさかの高レベルモンスターのキマイラに遭遇。ハイゼルは呪いをかけられ眠ってしまい、3日以内にキマイラを倒さないと死んでしまうと告げられてしまう。
しかし駆け出しだったリザシアにはキマイラを倒せるほどの装備もレベルもなく途方に暮れると、依頼者だったボルクはリザシアの体と引き換えに支援を提案。リザシアは自分の貞操と恋人を守れるのか・・・というお話。
バッドエンドの方がストーリー重視

本作のストーリーの軸は恋人を守るために身を捧げたヒロインが、いつしか恋人を忘れ快楽に呑まれていく過程です。
そして本作はグッドエンド・ノーマルエンド・バッドエンドで構成されており、ストーリーの広がりが一番あるのはバッドエンドになります。一方でグッドエンドは導入とエンディングくらいしかストーリー展開がありません。
バッドエンドは段階をもって徐々に体を許していくヒロインの姿を楽しむことができるため、ストーリーを楽しみたいならバッドエンドの方がいいです。
ゲームシステムについて
最大60回しか戦闘できないシビアさが難しい

本作はシンプルなターン制システム。しかし一日に行動できる回数は20回。しかも期限は3日しかないため、最大でも60回しか戦闘できません。
さらにヒロインはあまり強くないため、最初はスライムにさえ負けます。そのため依頼を受けてお金を稼ぎ装備を新調しなければなりませんが、依頼を受けるにも行動を使ってしまうジレンマ。救済策として体を売るがありますが、グッドエンドは一度も体を売らないなので、グッドエンドを目指すのは結構大変です。
とにかくお金を稼いで酒場で冒険者を雇うことで手数が増えてかなり楽になるので、依頼でもらえる移動で回復できるブローチをゲットしポーションを節約。レベルより先に装具を揃えることを優先しないとかなり苦しいです。行動制限のせいでレベルを上げてごり押すが出来ないので、一つ一つの戦闘がかなりシビアでした。
エロシーンについて
徐々に体を許していく、じっくりと堕とされていく様が魅力

本作のエロシーンの中心は寝取られ。それも竿役は小金持ちの小太り中年のボルクのみ。モンスターによる異種姦も一切ありません。
そしてエロシーンの内容ですが、いきなりガンガン犯してくるのではなく、最初は胸を触るだけ。次はハグをされながら尻揉みとディープキス。次は耳舐めと乳首責めと、徐々に内容が苛烈になっていきます。
リザシアも一度身を許したこととお金の支援に沼にハマっていき、ボルクのひどくなっていく要求にもまともな判断能力を失っていきます。
そうしてパイズリ、授乳手コキ、太ももコキとどんどん変態じみていく要求も受け入れていく。リザシアが徐々に墜ちていく様を楽しむことができます。
いきなりガンガン責めて肉体の快楽で堕とすのではなく、身を許すハードルを徐々に下げていき体を許していく、そういった外堀を埋めていく精神的な責めを楽しめる寝取られでした。
簡単に堕ちず悔しそうに犯される様も魅力

寝取られといえば最初は嫌がっていたのに、いつしか嫌いな男からのセックスに堕ちていくギャップ。本作でも最初は罵倒されながらも犯されるがままだったリザシアですが、終盤になると声が漏れそうになるのを必死にこらえるために言い返せず、それをボルクに嫌味気味に指摘され、悔しそうな表情を浮かべながらも犯されていく様が魅力です。
確実に快楽に逆らえなくなっていますが、本人はそれを認めたくない。しかし体は確かに反応し、リザシアも最初ほどの嫌悪感が失われていて・・・と、確かな変化を感じ取れますが、安易にアヘ顔で露骨に堕ちた様を見せないのがいい。
もちろんエンディングではハートを浮かべボルクとのセックスに悦んでしまいますが、そこまでの過程を丁寧にねっとりと描いてくれているため、寝取られとしての属性が引き立てられていました。
総評

ストーリーは寝取られものとして丁寧に堕ちる過程を描いてくれている一方、グッドエンドだと非常に物足らないストーリーという一長一短になっています。
堕ちる過程を丁寧なため、似たような構図や衣装違いのエロシーンも多く、全く異なるシーンは10シーン前後です。1,000円を切る価格帯と考えればそこまで不満はないです。
じっくりねっとりなためハードさは弱いものの、太ももコキ、授乳手コキと陵辱ものとしてはあまり見ないシーンがあるのでマニアック度は高めとしています。
精神面から責めていく寝取られが好みならお勧めの作品です。よくも悪くもファンタジーらしくないエロシーンが多い作品です。





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