作品の概要

タイトル:風忍フウカ
サークル:中に出し亭
発売日:2025年9月7日
エロシーン:陵辱/輪姦/拘束/異種姦/触手
ヒロインタイプ:忍者・くの一
衣装:和服

ストーリーについて

上忍を目指す女主人公が、敵地に潜入する同人RPG。
戦闘中にもさまざまなHシーンが挿入され、敗北すればさらなる凌○イベントが…。
くの一のフウカはとある商会への潜入任務を受ける。名家の一族に生まれたフウカは絶対に失敗できないと意気込むが、想定よりも多い警備に苦心しつつ情報を集めていくが・・・というお話
ストーリーは選択肢無しの一本道

話の展開としては商会が保管している書物を各階で調べ、商会が行っていたが悪事が想像以上のものと判明し、親玉を倒すという展開です。ストーリーの選択肢はなく、エンディングも1種類のみ(BADもなし)となっています。
ネームキャラも主人公のみで、ストーリーの広がりもあまりありません。
ゲームシステムについて
前作に比べ難易度はかなり優しくなった

戦闘はオーソドックスなターン制システム。ただ戦闘難易度は前作に比べるとかなり優しくなっています。

理由の一つは敵が単体でしか登場しないこと。前作は一度に複数の敵が登場するうえ、敵の攻撃力がかなり高く一度の戦闘でHPが半分削られてしまうため、1度戦闘したら回復が必須でした。
そのうえ回復ポイントが一番最初のマップにしかなく、回復アイテムを常に使うため金策に苦労しました。
ですが今作はボスを含め1体ずつしか登場しないうえ、攻撃力も低めになっています。そのため想定外の攻撃を食らうということがありません。
2つ目がアイテムがかなり配置されていること。1つのマップにアイテムが3~4個配置されており、アイテムの種類も回復薬・ステータスアップ・装備(指輪のみ)のため、回復アイテムもどんどん集まります。
3つ目はMPが尽きることがなくなったこと。前作と共通ですが、通常攻撃が弱いのでスキル攻撃が必須。そのためMPが尽きる=負けというくらいです。前作はその点もあり金策にかなり苦労しましたが、今作は回復ポイントが近いうえ、前作なら4~5回使えばMPが付きましたが、今作は10回程度使えます。アイテム使用も1回までなら連続行動できるため、MPが尽きることがなくなり戦闘がかなり楽になりました。
エロシーンについて
捕まって犯される、王道くの一シチュ

エロシーンは全部で10種類。スライム・触手が1種ずつで残りは全て人間による陵辱・輪姦になります。
薬物などは使わず前後から罵倒しながらガンガン犯す王道の陵辱もの。くの一もきりっとした表情で絶対に屈さないという表情を浮かべながらも、徐々に色艶を含んだ姿になっていく、くっ殺系の王道をいくようなシーンに溢れています
ただどのシーンもバッドエンドがや段階エロがなく、犯しきったら暗転して終わりなため、快楽堕ちや最初は嫌がっていたのに感じてしまう自分に嫌悪する、という展開がありません。やはりくっ殺系ヒロインは堕ちたときのギャップが魅力なので、段階エロが欲しい所です。
ビジュアル面でのハードさがもっと欲しかった

罵倒されながらガンガンに犯すというハードレイプものですが、内容ほどハードさを感じません。その原因が射精1回で終わる&白濁液が少ないこと。
射精1回で終わってその後暗転してしまうので、一度射精してヒロインが射精が終わったと油断した瞬間に再度ピストンされ雌の声をあげてしまう、あの展開がない。そして1度で終わるため、ビジュアルでの白濁液が射精された周辺にちょこっとあるくらいなので、その点でもハードさが薄い。
値段に対してエロシーンが10個とコスパだと物足りないので、3回4回と何度も射精するような段階エロを使って、1つのシーンのボリュームをもっと増やしてほしかったです。
総評

正直ストーリーはあってないようなものです。ハードさはシチュエーションこそハードですが、白濁液や連続射精がないので、もっとその面でのハードさを追求してほしかったです。
マニアックさというより道具を使ったシチュもないので、前後からガンガン犯すというシチュしかありません。あと裸にしちゃううえ口当ても取られるので、もっと着衣シチュが合ってもよかったなと思います。
コメント