Imperial knights【★★★★☆】

★★★★☆

作品について

タイトル:Imperial knights

作者・メーカー:ぽいずん

発売日:2025年8月1日

エロシーン:触手/異種姦/催眠/陵辱/輪姦/羞恥/母乳/拘束/SM/くすぐり/機械姦/獣姦

ヒロインタイプ:剣士・騎士

衣装:メイド服/バニー/ナース服

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ストーリーについて

ディアナの家は古くから優秀な騎士を排出してきた名門貴族アーシュリー家の次女として何不自由なく、
箱入り娘として大事に育てられてきました。

しかし、姉の女騎士”ルナ・アーシュリー”の突然の出奔と失踪が切っ掛けで
逃亡者が出た”落伍者の家系”として蔑まれ、帝国軍内での発言力は日に日に低下し没落していってしまう事に……

そんな帝国軍で騎士団長を務める父”ロバート・アーシュリー”が日々苦悩し痩せていく姿を見て、
ディアナは自分も家のため、そして何より大好きな父親の為に何か手伝えることが無いかと悩む日々を過ごす中、
“冒険者”と”冒険者ギルド”の存在を知り、ディアナは父親に内緒で冒険者になる事を決心するのでした。

そして冒険出たディアナには様々な出会いや別れ、そして過酷な運命が待ち受けているのでした―――

 名門貴族アーシュリー家は才能に溢れたエーテル騎士、ルナ・アーシュリーが突如家を飛び出したことで貴族として没落。日に日にやつれていく父の姿を見て何かしたいと思った次女ディアナは、冒険者の存在を知り、何かしたいと内緒でギルドに登録して冒険者として生きていくことに。

 冒険する中で頼れる仲間たちと出会い成長していくディアナだったが、帝国に巣くう強大な陰謀に巻き込まれていくというお話。

Slave’s Swordの外伝的立ち位置の作品

 本作は同サークルの作品「Slave’s Sword」の外伝。主人公のディアナは2でルナに強い恨みを持ち、姉でありながら陵辱の渦に落とそうとする妹のため、プレイしていて複雑な印象でした。

 また1で帝国側の貴族出身ながらすでに貴族とは縁がない存在となっており、反帝国である革命軍側で活動していたルナと違い、今作は帝国側で帝国の圧政に一役買ってしまうため、ヒロインたちの行動に感情移入できない面がちょこちょこありました。

 ディアナたちも帝国のやっていることに納得できてはいませんが、結果として帝国の利益になる行動をしてしまっているため、Slave’s Swordをプレイしてしまっていると楽しみにくいかもしれません。

ゲームシステムについて

しっかり対策を立てる必要があるバトル

 戦闘システムはターン制と拘束エロがあるよくあるエロゲRPGシステムですが、戦闘難易度は高め。今作はディアナを含め道中で仲間になるヒロインや、傭兵としてお金を出して仲間に出来るモブがいますが、戦闘中の敗北は全滅ではなくディアナのHPが0になると自動的に敗北になります。そのため他の仲間が生き残っていてもディアナがやられた瞬間負けのため、ディアナを常に守る戦略を組む必要があります。

 道中敵は結構お金を落としてくれるためアイテムを大量購入してアイテムごり押しも可能ですが、全体回復アイテムがなくボスは全体攻撃持ちだらけのため、全体回復スキルを持つキャラがいないとかなりきついです。

 さらに状態異常や大ダメージ攻撃も持っているため、しっかり対策をたて回復のタイミングやすばやさによる順番、状態異常対策など敵によって対策を立てないとレベルを上げてても負けます。

街中やダンジョンが非常にわかりづらくストレス

 今作は大作RPGということで結構な数の街を出入りできるのですが、問題は街の中が非常にわかりづらい。街中には装備屋・アイテム屋・宿・アイテム合成屋・鍛冶屋・ギルドがありますが、それぞれの看板が非常に小さく、街のどの建物に入ればいいのかがわかりづらい。個人の家もたくさん用意されているため入れる建物が多いのもわかりづらい原因となっています。

 またストーリーを進行するためには個人宅に入りそこで会話イベントをこなす必要もありますが、そちらは全く目印がないのでよりわかりづらい。序盤はストーリーイベントが発生する目印が表示されますが、中盤から表示されなくなるため、建物を総当たりする必要が出てきます。

 さらにダンジョン内は暗い所が多く、邪魔となる置物も多いため、どこを通れば次の階層に進めるのかがわかりづらい。階段や道が同化してしまっているため、何度も壁にぶつかりながら進まざるを得ず、結構なストレスになりました。

エロシーンについて

エロシーンはなんと驚異の100種類以上!

 本作は外伝ですが、値段は同人ゲーとしては驚異の4000円台。その価格だけのボリュームはあり、エロシーンは驚異の100個ととんでもないボリュームになっています。

 エロシーンの内容は人間による陵辱・輪姦やセクハラ、売春エロ。そしてモンスターによるハードな陵辱となっています。仲間のエロシーンもありますがメインは主人公のディアナで、ディアナが全体の7~8割となっています。

 モンスターはゴブリン、蟲、スライム、植物複数種類、触手複数種類、ゾンビ、ナメクジ、オークなど王道なモンスターが揃っています。特に植物、触手系は結構な種類がいるため、触手系が好きなら刺さるシーンがありそうです。

異種姦がもっとハードさと個性が欲しかった

 気になった点としては、異種姦の犯され方で印象に残るものが少なかったこと。その原因は異種姦は様々なモンスターが採用されていますが、責め方が似たようなものが多く個性がありません。

 ボスクラスになればハードさもありますが、モンスターは種類で個性が出せるゆえに責め方の個性が弱いです。基本的に集団で覆いかぶさって大量に中出しするくらい。あとは触手系が丸呑みにするくらいで、あまり印象に残るシーンはありません。

 そしてぽいずん作品に中ではビジュアル面のハードさが抑え目でした。もっとぐちゃぐちゃにされて取り返しがつかないほどボロボロにされてほしかった。姉を見習え

人間による陵辱は個性に溢れたシーンでマニアック

 一方で人間によるシチュは売春やセクハラ、輪姦と様々な責め方があります。以下にマニアックと感じたシーンを上げていきます。

・水に沈められ溺れながら後ろから犯される

・くすぐり刑で笑い死にそうになりながらレイプ。さらに母乳を出せるようにされ、搾乳されながらくすぐりレイプ

・ナースとして奉仕フェラしながら、別の患者に後ろから犯される

・バニー服で接客をさせられつつ、バイブにローターをはめられ絶頂

・SM拘束に恥部という恥部にバイブやローターを突っ込まれ、富豪たちの前で見世物として悶絶絶頂

・罠に拘束され宙ずりにされたまま輪姦

 それ以外はアヘ顔を晒すほどに輪姦されつくすシーンだらけ。壁尻や精液便所といった見るも無残なシーンもたくさんあります。人間による陵辱が好きならなかなかに刺さるシーンが多いと思います。

総評

 異種姦よりも人間による陵辱が好きならお勧め。ストーリーとしては王道なんですが、主人公が

権力側で本編で反権力側の活躍を見せられているので、なかなか複雑な感情でした。

 値段は4000円越えと同人としてはなかなかハードルを強いられるレベルでしたが、100シーン超えで様々なシチュも楽しめたので、十分に買う価値はあったかなと思います。ただ異種姦ボスがもっとバリエーションとハードさに富んだものが欲しかったので、4にしました。

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