友達【★★★★☆】

★★★★☆

作品の概要

タイトル:友達

作者・メーカー:「タカシ」

発売日:2024年3月1日

エロシーン:陵辱/輪姦/鬱/羞恥・恥辱

ヒロインタイプ:大学生

衣装:制服

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ストーリーについて

「自分を変えたい」そう思った佳苗は、サークルの新歓コンパに参加していた。
なんとか気の合う人を見つけ楽しんでいると、突然眠気に襲われる。
…そして目を覚ますと男達に囲まれ、意識が朦朧としたままカラダも、心も・・・

それから一年後、佳苗は大きく変わっていた。
何よりも大切な「友達」ができその影響で以前とはまるで違う自信満々な姿をしている。
今の佳苗には1年前の男達にも負けないほどの心の強さがあった
・・・はずだった

※暗い話の漫画です、直接的な暴力表現などはありませんが救いもないのでご注意ください。

漫画本文81P(前半23P、後半58P)著者「タカシ」
この漫画は自身の単行本「ピリオド」に収録された同名タイトル『友達』(16P)を元に作成した同人版です

 高校では暗い青春を送った佳苗は、自分を変えるため新歓コンパに参加。しかし気が付けば意識を失っており、男たちにレイプされていた。

 全てを忘れ大学生活を過ごすことにし決めた佳苗だったが、バイト先の友達がかつて自分を犯した男と付き合っていることを知り、男の正体を知る佳苗は彼女を守ろうとうするが・・・というお話

 個人アンソロジー「ピリオド」に収録された「友達」を1冊分にボリュームアップし、新規ストーリーを加えたものになります。

当然バッドエンド。内容のきつさもスケールアップ

 ピリオドが全てバッドエンドで友達はバッドエンドだったため、友達をスケールアップさせた本作も当然バッドエンドです。またボリュームアップしたことでストーリー面の比重もアップしており、佳苗の葛藤や後輩を守るために自分を犠牲にする過程を丁寧に書いているため、憂鬱さもグレードアップしてしまっています。特にラストのどうしようもなさは・・・

エロシーンについて

嫌なのに感じてしまうを象徴したような陵辱シーンのラッシュ

 今作はすでに犯された後のお話なので、佳苗の体には犯された恐怖と快感がしっかり残っています。自分を変えてくれた大事な友達を守るため、そして犯された恐怖から逆らうことができず、バイト先でノーブラノーパンで接客させられ、セクハラされながらバイト制服で輪姦。家にも押しかけられ日が暮れるまで代る代るレイプ。むっちむちのおっぱいとお尻を男たちに好き放題にされ、羞恥と快感に悶える表情が魅力です。

 ページ数が増えたため、エロシーンひとつひとうのボリュームも増えており、中出しするまでの過程もじっくり、そして何度も何度も中出しされます。しかし輪姦も最大2名。アナルを使ったりせず、体位も不自然なものがないため、生々しさやリアリティは本作も健在です。アンソロジーと違うことは、男たちが連続射精できる絶倫になっていることくらいです。

最後まで快楽堕ち出来ないのがさらに絶望感を強くする

 佳苗は数えきれないほど犯されますが、それでも嫌いな相手、そして大切な友達を守るためのレイプのため、最後まで快楽堕ちしません。

 なかなか堕ちないヒロイン好きとしてはうれしい展開ですが、作品内に限っては壊れられず全てを放棄できない分、ヒロインにとってはさらなる地獄になっています。快楽堕ちして腰を振るだけになった方がまだ救いがあるということを実感できる作品です。

総評

 ストーリーの割合が増えたことで、ヒロインが置かれている状況や心情、追い詰められている絶望感がより伝わるようになっています。

 ハードさは何度も犯された後なので、痛々しさはありませんが、ストーリーのハードさがレベルアップしています。ボリュームも990円でこれだけのエロシーンが楽しめるならなかなかのコスパです。

 シチュエーションや体位、責め方はオーソドックスなので、マニアックだけは低めです。

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