作品の概要
作者・メーカー：CARYO
発売日：２０２５年５月３０日
エロシーン：陵辱/触手/異種姦/リョナ/拘束
ヒロインタイプ：女子学生/変身ヒロイン
衣装：制服
ストーリーについて
宇宙から来訪した敵性情報生命体と戦う変身ヒロインを育成して
敗北Hやエロ配信Hを楽しむシミュレーションゲームです。
育成によるステータス成長パート、敵との戦闘かエロ配信かを選択
する行動パートで構成されるシンプルなゲームになってます。
通常の学生姿でのHシーンはエロ配信関係のHシーン、変身後の
姿でのHシーンは敗北Hシーンが中心となります。
全Hシーン数51(配信系26、敗北系25、バッドエンド各種込)、
基本Hシーンスチル数50以上、差分100以上、Hシーンフルボイスです。声の出演 西浦のどか様
※ご購入いただく前に、必ず体験版にて動作確認をお願い致します。
らんなは初めてのエロ配信をしていたときに突如隕石が降ってくる。その瞬間、飛来物はらんなのスマホに漂着。自らを情報生命体と語り、同じ情報生命体インフォベイダーに対応するため、彼女に変身する力を与えディアーセレスを生み出す。
その日かららんなは学生とエロ配信者と変身ヒロインという３つの顔を持ちながら戦っていくというお話。
ストーリーはあまり展開がなく、展開が突然過ぎる
本作は登場人物が情報生命体のペットを含めてなんと３名のみ。モブもエロ配信で絡むくらいで、変身ヒロインとしては絡みは全然ありません。
ストーリーも幹部を倒して、そこでペットと話をしたり同級生の茜とときどき話をするくらいなので、話の展開や盛り上がりが全然ない。
終盤のピンチで茜が活躍するパートはあるものの、そこの展開もあまりに突飛で伏線らしいものもなかったため、盛り上がるというより「え？なんでこのタイミングで？もっと事前に絡ませるタイミング合っただろ」と思ってしまいました。茜が変身したらんなに助けられて、その時にあの正体は・・・とか勘づくシーンとか、茜をかばったことで変身が解けて正体を知ってしまったとか、そんな流れがあればまだ盛り上がりもありましたが、本当に展開が突然過ぎました。
敵側も幹部はばらばらに出現して敵側の会話みたいなのも全然ないので、敵組織の危険さや強大さも全然伝わりません。その点も盛り上がりに欠ける原因でした。
ゲームシステムについて
戦闘はターン制のコマンドバトル
戦闘はターン制バトルシステム。こちらはパンチ・キック・武器攻撃・必殺技・防御・逃走の中からコマンドを選び、一度選んだコマンドは１～３ターン使えなくなるため、他のコマンドを併用しながら倒します。
戦う相手は倒すごとにより強い敵が解放されていき、強い敵と戦うほど戦闘時に上昇する体力の値が大きくなります。ザコ敵を一通り倒すと幹部が出現し、これはかなり強いため、ある程度ステータスを上げないときついです。ただザコ敵を倒して治安を維持しながらステータスを上げていればゲームオーバーにはならないため、時間さえかければ倒せます。
育成と戦闘を交互に繰り返すシステム
本作は昼にトレーニングをして戦闘ステータスを上げ、夜に敵と戦闘したりエロ配信をして知名度を上げるという2ターン制システム。アリスソフトのエスカレイヤーやハルカのようなシステムだと考えてくれればぴんと来ると思います。
トレーニングは各項目によってパンチやキック、武器攻撃のダメージが増えたり防御力が向上しますが、一つずつ選ぶよりも、３つとも同じにしたほうが戦闘時のバフを得られるため効率的です。また戦闘時はそれぞれのコマンドを選択すると、１～2ターンその選択が出来なくなるため、攻撃ステータスは２つだけ重点的に上げていく方が戦いやすいです。バランスよく上げるとどの攻撃でも微妙なダメージしか与えられないので、１ターンで回復するパンチまたはキックと、武器攻撃のステータスを重点的に上げるのをおすすめします。あと体力は必須です。ないと後半ガリガリ削られます。
ちなみに戦闘に勝利すると体力が向上しますが、強い敵と戦うほど一度に上昇する経験値が多く、消費する行動値は一緒なため、出来るだけ強い敵と戦ったがいいです。
敵の行動パターンがワンパターンで飽きる
登場する敵は幹部こそ毎回違いますが、ザコ敵は４種類のみで幹部も含め行動パターンが一緒なので、戦闘がワンパターン化して飽きます。
状態異常や新必殺技といったさらに戦闘パターンが増えるような要素がないので、こちらも敵も選択肢が同じになっていきます。
人気度はなんだったの・・・？
エロ配信すると人気度があがりバフを得られると説明にあったのですが、最後までどこで活躍しているのかわかりませんでした。戦闘時にバフがかかったりする描写もなかったので、結構配信して人気度もあげましたが、特に役に立った感がなかったです。
エロシーンについて
描写はかなりハード目だがボリューム不足
エロシーンは敵との敗北エロと配信によるエロの２種類で全５１種採用されています。。敗北は腹が浮き出るほどの触手を突っ込まれたり、口から精液が溢れ出すほどの射出量があり、そのときのディアーセレスの声にもならないような悲鳴がなかなかにハードです。一昔前のアニメ塗りも今だとなかなかに貴重です。
ただエロシーンのボリューム自体はかなり淡泊で物足りない。ラスボスのエロでようやく一般エロゲーのボリュームくらいなので、敗北エロは本当にあっさり終わります。
エロ配信は物足りない
もともとエロ配信を自主的にするようなタイプだったため、バフを得るための配信も嫌々でなくノリノリ。どんどん過激になり一般人も巻き込みセックス配信するほどになりますが、本人も楽しんでやってるので陵辱要素はありません。治安が悪化して身バレすると陵辱要素も出てきますが、割合としてはかなり少なめです。
また一つ一つのボリュームもかなり少なく、特にレベルが低いころのエロはほぼ一瞬で終わります。配信エロを期待するとかなり肩透かしを食らうと思います。
総評
ストーリーは広がりがないうえに展開が唐突なので、いまいち没入できませんでした。敵側の情報も全然明かされないので強大さもわかず、幹部が明らかに現場監督レベルのやつしか出てこないので、組織の四天王みたいなのがいないのも強大さがわからない。世界観もはっきりしない。
エロシーンはひとつひとつのシーンにもっとボリュームがあれば実用性も高まりますが、本当にあっさり終わってしまうので、シーン数を増やすよりも一つ一つのボリュームを増やしてほしい。値段を考えるとコスパは悪いなと感じました。
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