ギャルと僕が性別逆転 雌に目覚める僕【★★★★☆】

作品の概要

タイトル：ギャルと僕が性別逆転 雌に目覚める僕

作者・メーカー：ポテトウスシオ

発売日：２０２５年５月２４日

エロシーン：陵辱/輪姦/TS

ヒロインタイプ：女子学生

衣装：制服

ストーリーについて

トラブルにより女子3人と男子1人の性別がそれぞれ逆転してしまう。
女になった元男の青井春は、男になった元ギャルの性欲の捌け口となってしまう。
だが、次第に青井の体は快楽を求めていく…。
(2部作)

　

　女子３人からパシリにされていた春は、３人から落ちていたドリンクを飲まされる。実はそのドリンクは性転換の薬で、春は美しい髪と男を誘う豊満な体を持った美少女になってしまう。そのドリンクは女子３人も飲んでおり、彼女らはイケメンに性転換し、女になった春を犯すようになるというお話。

犯す側も犯される側もTSする珍しい作品

　性転換陵辱ジャンルは、大抵男が女になり、他の男に襲われるという流れが主流ですが、本作は男になった元女から犯されるという、犯す側も犯される側も性転換している珍しい作品。

　この世界では性転換してしまうのはそれなりに起こる世界線のため、春の性転換もある程度受け入れられています。もちろん本人が受け入れられるかどうかは別であり、女３人のうち１人は外に出られないほど壊れています。

　元女で彼女らも初体験は襲われ無理やり奪われた過去があるため、春をレイプし処女を奪う際も、そのうち気持ちよくなる、痛いのはよくわかるといいながら犯してくる鬼畜っぷり。

性だけでなく、立場も逆転していく

　最初はいじめっ子といじめられっ子の関係性は変わらず、それどころか男女逆転したことで力の差も逆転してしまい、彼らに拘束されても振りほどくことすらできず、処女を奪われたあげくその後何度も犯されていきます。

　しかし春は男のころからあった引っ込み思案の様相は美少女したことで魔性化。マゾが目覚めてしまい、後半からは春から男たちを誘い、いつの間にか春がリードするようになります。なので後半は乱交の和姦です。

モブが乱入しないのがむしろよかった

　美人になった春を他の男たちも意識していますが、あくまで意識しているだけでエロシーンには一切乱入せず、最初から最後まで元男の二人だけを相手にしています。

　一見すると物足りない要素に思えますが、本作に限って言えばむしろそっちが正解に思えました。本作は元女だった男に元男だった女が犯されていたのに、いつの間にかこの前まで男だった春に逆転され、リードを掴まれてしまう。その流れが本作の魅力です。なのにモブが乱入し犯してしまうのでは、ただのTS陵辱ものになるので、最後までこの二人を貫いてくれたのがよかったです。

エロシーンについて

前半は肉奴隷扱い。後半から春側から誘っていくように

　前半は元女二人による陵辱です。学校で処女を奪われ、自分がやられてきたことを春にしていくことで、犯してきた側の快感を理解していく二人。彼女の口に無理やり突っ込み、春を性処理道具として犯していきます。二人の犯し方も犯す側のセックスという新しい遊びを覚えたような犯し方が、より春を道具のように使っている感があり、自分はできたのに何でできないんだと要求されながら犯される春の可哀そう感が魅力でした。

最初から快感に喘いだりせず、春の出された時の何とも言えない恐怖に満ちた表情もよかったです。

　その後も呼び出され性処理便所として使われる春は、アナル処女も奪われ二穴責めもされ、どんどん開発されていきます。

　しかし春側から奉仕するように要求したことで流れが大きく変わります。マゾだった春の魔性が目を覚まし、焦らして挑発するような笑みを浮かべながら男二人を手玉にとるように。完全にペースを握られてしまいます。男二人も元女であるプライドや、奉仕すれば乱暴しないという約束をしてしまった手前リードを握り返すことができず、ついには春の魅惑的な誘い方にプライドを捨てて奉仕されていき、完全に逆転されてしまいます。

　妖絶ですが、下手に快楽堕ちや人格も変わるほどの淫乱女になるわけでなく、ちゃんと表情やセリフは春なのが憎い。ちゃんとTS前の面影が残ってるのがよかったです。

元女という要素を行動面でも示してほしかった

　せっかく竿役が元女なのだから、犯す際の行動にも元女であることを活かしてほしかった。言動には元女である要素がありますが、セックスのやり方では要素が薄目です。同じ女だったからこそわかる性感帯や、男とは違う犯し方を使って快感を教え込むことで、春を目覚めさせるなんてものでもよかったな。

総評

　美人になった春を周りの男たちも意識していますが、最初から最後まであくまで元女二人しか相手をしていないのがよかった。これでモブたちまで加わった大乱交になってたら、どっちもTSしているエロシーンという要素が薄まってました。元女である男が元男である女に逆転されリードされるという流れが本作の魅力ですから。

　ハードさについては後半から和姦になるし、前半のプレイもハードさは薄目です。ですが春のちゃんと男だったころの表情を残しながらも、美麗な絵と誘ってくるような表情がエロかった。竿役もTSするという点もマニアックでした。