作品の概要
タイトル:雪音の仇討ち物語
作者・メーカー:傾世遊庵
発売日:2026年8月30日
エロシーン:陵辱/触手/輪姦/レズ/拘束/リョナ/異種姦
ヒロインタイプ:獣・モンスター娘
衣装:和服
ストーリーについて
舞台は人と妖怪が共にあった日ノ本――
安穏とした日常は、たった一晩で無惨に崩れ去った…。
襲撃された雪女の里…、同胞は一人残らず犯され、嬲られ、焼き尽くされた。焼け落ちる故郷の中で、生き残ったのはただ一人。
すべてを奪われた少女・雪音は、血と灰の中で復讐を誓う。――仇(かたき)は5人…!
冷え切った瞳に宿るのは、燃える決意と揺るがぬ殺意。「あいつらだけは――必ず地獄に送ってやる…!」

突如雪女の里が襲われ、次々に殺され、犯され里は地獄とかしていった。姉の氷雨の犠牲により生き延びた雪音は里を滅ぼした5人に復讐を誓い、2年後力をつけた雪音は仇の一人である荒木の屋敷を襲撃する。
そして協力者のなずなの協力もあり復讐を進めていくが、正体を隠して活動する中で蛍と仲良くなってしまい、さらに死んだと思っていた氷雨の生存がわかり、彼女の復讐は揺らいでいくというお話。
復讐ものだけに、明るい話ではない

本作のテーマは復讐であり、一度走り出してしまった復讐の過程で、仇の一人の境遇を知ってしまい、復讐の炎が揺らいでしまうもの。本作はそこからさらにもう一押しストーリーが用意されています。
なずなにより途中でギャグパートが入るものの、ストーリー自体は全体的に暗いです。里が滅ぼされる様を何度も回想で繰り返すため、雪音の復讐の強さ。そして復讐の正当性をこれでもかとプレイヤーに刻み付けてきます。

そこまでして、仇である蛍の置かれている状況をこちらに見せつけ、さらに彼女が抱えるさらなる秘密を突き付けることで雪音だけでなくプレイヤー側にも「これどうするのが正解なの?」と問いかけてくるストーリーです。
その過程があるからこそ、ルート分岐の選択肢では途中まで「あ、こっちがグッドエンドか」と間違わせるミスリードに騙されてしまいます。あの展開ならグッドエンドと思うじゃん!!!!
前作からストーリー面にも重きを置いており、今作はエロ以外にも一枚絵を用意しているという徹底ぶりです。
蛍以外との掘り下げが少ないのは不満

雪音の復讐の動機と蛍の境遇に割合を割いているため、どうしても他のキャラの掘り下げが弱くなっています。氷雨もあっさり助けられちゃうので、敵の秘策が氷雨を操る秘術で雪音と戦わせて、そこで氷雨を手にかけるかどうかというところで二人の掘り下げがあったほうが、より敵の外道度が増してくれたかと思います。そんなこと思いつくなんて人の心がない?そこになければないです。
なずなの掘り下げも少ないし、男側の雪音との絡みももっと増やしてよかったと思います。そこが薄いので終盤の展開も「あ、まあそんな気はしてた」となってしまいました。
ゲームシステムについて

本作はシンボルエンカウントのターン性バトルですが、レベリングしたくない人向けにイージーモードを実装。イージーモードだと敵がほぼ一撃で倒せるうえ、それでも倒せないボス向けに一撃必殺の全体技「氷葬」スキルがあるため、これを使えばラスボスも一撃です。
このためレベル上げの必要なし、金策も必要なしとなっています。
またエロシーンがあるNPCはハートマークが出ているため、エロシーン回収にあちこち探し回ったり、不特定多数の敵キャラに負ける必要はありません。クリア後の回想ルームではグッドエンド以外開放できるボタンがあるので、回収もいらないです。プレイ時間自体は1時間程度でした。
エロシーンについて
最多4ヒロインで一長一短が出た作品

今作は最多の4ヒロインのため、それが良い点悪い点両方が発生しています。
いい点はやはり異なる反応を示すヒロインが4名用意されたことで、同じ竿役による責めでも全く異なるシチュを楽しめること。

今作の竿役は人間がメインで、異種姦は小鬼、小鬼のボス、触手と種類は少なめです。しかし雪音は復讐に燃えるヒロインであり、犯してくる相手は憎き仇たち。そんな男たちに犯されることは何よりの屈辱であり、まるで猛獣のように敵意を向けて罵詈雑言を飛ばすが、その最中に犯されたり肉棒を無理やり突っ込まれ苦しそうに喘ぎ声をあげる、まさにくっ殺ヒロインを楽しめます。

氷雨は冷静沈着であまり感情を表に出さないため不感症系ヒロインかと思いきや、実態は真逆。彼女は捕われた2年間遊郭で慰み者として犯され続けた過去があり、その陵辱はしっかり体に刻まれています。そのため犯されると体が嫌でも反応してしまい、脅迫されているとはいえ男に奉仕するさまはまさに遊郭の才女。嫌というほど身につけさせられたエロテクで男を悦ばせてしまい、その事実に絶望しながらも、快楽に蕩けた姿を数多く楽しむことができます。
その一方で傾世遊庵らしいエロシーンが少なくなっています。傾世遊庵といえば拘束されての泣き叫びながらの輪姦や、媚薬をたっぷり漬けた筆・バイブによる調教です。拘束はたくさん用意されているものの、筆責めは雪音の1シーンのみ。傾世遊庵といえば腋責めも豊富ですが、本作では氷雨が小鬼に犯されるときにちらっと見えるくらいです。

その代わり奉仕シチュが比較的多めで、脅されてという名目があるものの、乳首舐め&手コキ奉仕であったり、パイズリフェラなどヒロイン側が動くエロシーンがこれまでの作品に比べると多めです。傾世遊庵のエロシーンはヒロインが一方的に意思も許されず犯されるシーンが多いので、ヒロイン側が望んででないにしろ男を満足させるために奉仕するシチュは少ないのですが、今作は非戦闘員のなずなや権力者や遊郭に堕とされ媚びるしかない状況があり、奉仕シチュが多くなっています。
総評

ストーリーはこれまでの作品の中でも特に展開の激しさがあり、重きを置いて作られています。エロ面のハードさはこれまでどおりですが、傾世遊庵作品としての個性は薄めなので、割と人を選ばない作品になっていると思います。
輪姦と奉仕が多めなので、そのシチュが好きならおすすめですが、小鬼以外での異種姦は少なめです。




