
作品の概要
タイトル:虜姫
作者・メーカー:Guilty
発売日:2006年9月22日
エロシーン:陵辱/輪姦/拘束/監禁
ヒロインタイプ:女子学生
衣装:制服/体操服/スク水/スポーツウェア


ストーリーについて
それは突然の凶報だった。
いつものように学校で授業を受けていた静琉に、父親が倒れたという連絡が届いた。
重体だと聞き、あわてて学校を飛び出す静琉。
しかし、静琉は父親の元にたどり着くことは出来なかった。
学校を出た瞬間、複数の男たちに取り囲まれたのだった。
男たちは懐から黒い手帳を取り出して見せると、静琉を父親殺害未遂の容疑者として
連行すると言い出した。
そんなことは知らないと反論するが、男たちは強引に静琉を車へ連れ込む。
車中で必死に抵抗を試みるが、身体を押さえ付けられたままでは
どうすることも出来なかった。
そのまま口元に布をあてがわれたかと思うと、急激に視界が暗くなり、
ついには意識を失ってしまった。目を覚ますと、そこは見覚えのない部屋だった。
窓ひとつない殺風景な部屋。
事態を把握出来ずにいる静琉の前に、一人の女性が現れる。
その女性は自らを副所長と名乗り、この場所を刑務所だと告げた。
そして更に驚くべき事が告げられる。
静琉の父親殺害未遂の罪が確定したと言うのだ。
身に覚えのない罪。そんな事をするはずがない……。
しかし、その訴えは誰にも届かなかった。そして静琉には刑罰が科せられる事に。
その刑罰とは、他の囚人たちの世話をする事だった。
凶悪犯罪を犯した罪人たちが集められているというこの刑務所は、
九分九厘男たちしかいないという。
飢えた獣のような男たちの中に放り込まれ、抵抗もままならず激しく蹂躙される静琉。
そうして、果てしない輪○地獄が始まった。
いつ終わるとも知れない凌○の日々、その中で、静琉は同じ境遇の女の子と出会う。
そして、静琉を助けようとして逆に捕まってしまった仲間たちとの再開。
理不尽な罪を背負わされ、少女たちは罰という名の下で男たちに蹂躙され続ける。
そんな中でお互いを支え合いながら、静琉たちは脱出計画を練りはじめる。
果たして彼女たちはこの地獄から抜け出す事ができるのか。
それとも、ただ堕ちていく事しか出来ないのか……。
静琉は突如父親の殺人未遂の容疑者として連行され、謎の監獄に監禁される。そこでは彼女の人権などなく、収監された男たちに毎日輪姦され続ける地獄が続いていた。しかし監獄の女性幹部により彼女が捕まったことを知った友人たちは、静琉を助けるために監獄に潜入するが…というお話。
ストーリーはあってないようなもの

抜きゲーにストーリー性は求めるなと言われればそれまでですが、かなりご都合主義な展開が多いです。脱出するための作戦もガバガバだし、友人二人も招き入れたわりに彼女が絶対いないと無理だったかと言われると・・・ほぼ副所長のレナのおかげですし。
陵辱物としては当時珍しかった女性主人公のため、通常エンドはヒロイン側勝利エンドで、最後には大団円で悪側が罰されないといけません。その流れにもっていくために、かなり力任せな風呂敷の閉じ方をしています。あまりストーリーには重点を置かない方がいいです。
エロシーンについて
ドン引きレベルの白濁液まみれシーンだらけ


本作のエロシーンは監獄の中のみ。そこは男たちのルールが支配しているため、放り込まれた女性に対しては一切の人権がありません。男たちもろくでもないやつしか投獄されておらず、目の前に女性がいれば欲望をたぎらせ襲うようなやつしかいないので、連れていかれる先々で真っ白になるまで犯されます。

特にメインヒロインの静琉はどのシーンでも真っ白になりますが、終盤の時間稼ぎのために男たちの陵辱に晒されるシーンでは、薬をまかれたことで男たちの性欲がさらに暴走。そもそも薬でおかしくなる前から囚人30人以上に犯されているため、この時点で意識朦朧になるほど犯され全身真っ白です。ここから更に犯されますが、何度も場面転換しても、そのたびに何人もの男たちの犯されているため、このシーンだけで50回以上輪姦されてるんじゃないでしょうか。Guilty特有の終わらないハード輪姦はここから始まっています。
エロの種類は単調になりがち

レクリエーションと称してブルマで恥辱的なことをさせられたあとに輪姦されたり、洗体と称して全身に水をかけられ、濡れ透け状態のまま輪姦。シャワーで体を洗っている途中で乱入され犯されるなど、監獄という一つのステージだけながら導入は様々なものが用意されています。
しかし最終的に輪姦になるため、導入以降は同じような展開になりがち。特定の竿役が一人しかおらずヒロインもなかなか快楽堕ちしないため、エロが進むごとにヒロインが快楽に流され反応が変わるとか、特定の竿役たちに段階的にねちっこくやられるみたいな変化がありません。その点も単調さの原因になっています。
拘束されていたり、常に集団の男たちに犯されるため、ヒロイン側が奉仕するようなシチュも少なく、男たちの種類もならずものたちの1種類なので、犯され方に差がありません。

彼女らが弓道部や陸上部であるという設定もあまり活かされていません。一応ストーリー上でそのスキルが出る機会はあったり、エロシーンで陸上着を着せられて犯され、「スポーツやってるやつは締まりがいい」みたいなセリフで言及こそされますが、落とし込めているほどかと言われれば弱いです。
総評

ハードさは5にしたいところですが、ヒロインに快楽面の変化がなさすぎて調教要素が薄く、ヒロインの反応が同じものになってしまうため後半から慣れてきます。簡単に堕ちるヒロインも物足りないですが、あまりに変化が少ないヒロインもそれはそれでハードさから見るとマイナスになります。
マニアックさは正直ないです。とにかく輪姦なため、一部水責めはありますがそれも水かけて反応楽しんであとは輪姦なため、エロの内容が偏ってしまっています。
とにかく最初から最後まで輪姦なので、輪姦好きならおすすめ。調教や奉仕、屈辱が好きだと単調で物足りないと感じると思います。
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