聖騎天翔ブルーアイリス2【★★☆☆☆】

★★☆☆☆

作品の概要

タイトル:聖騎天翔ブルーアイリス2

サークル:かくなる上田

発売日:2025年1月6日

エロシーン:リョナ/拘束

ヒロインタイプ:変身ヒロイン

 前作で媚薬を打ち込まれボロボロになったブルーアイリス。ついに観客たちが陵辱に加わり、命をかけて守ってきたものたちに犯される状況にアイリスは絶望していくというお話です。

 前作についてのレビューは以下の記事になります。

ストーリーについて

変身ヒロイン、ブルーアイリスは怪人達の策略により極めて悪趣味なショーに参加させられていた。

本来守るべき一般市民から苛烈な責めを受けるが、拘束から逃れることができずただ耐え忍ぶことしかできないのだった。

前半はソフトリョナ展開(拘束されながら電撃鞭による責め)、後半はついに本格的なエロ責めに及ぶ・・・。(挿入アリ)

本文26P
※冒頭に前作のあらすじを添えていますので、どの回から購入いただいてもストーリーを理解いただけます。

  変身ヒロインものでは避けてはとおれない、これまで命をかけてまもってきた市民たちが自分に黒い欲望を向けており、それを形にされ犯されるなかで、絶望に堕ちていくという展開。

 不特定多数の市民たちが観客となり、自分を欲望のままに好き放題犯してくる・・・んですが、なぜかしっくりこない。絶望感がない。その原因はブルーアイリスが実際に市民を守ったシーンがないこと。変身ヒロインものの守っていた相手に犯される系は主に2種類で、変身していない姿で日常の中で関わる人たちが、正体をばらすことをネタに脅され変身した自分を犯してきたり、敵に操られ犯すというもの。もう一つが敵に脅され、命を守るためという名目で自分を守ってくれていたヒロインを犯すという背徳感が魅力です。

 しかし今回は観客たちは最初から敵側で守っていたシーンもなければ、脅されてるわけでもない。そのうえアイリス側も言葉では「守っていた人たちに・・」とありますが、実際に守ってるシーンがない(1作目の子供人質にとられたシーン位?)ので、守る相手に犯されるという悲壮感がない。

 そのため単にクズで金持ちな男たちに犯されている、くらいのシチュにとどまっています。

エロシーンについて

今作もリョナメインだが、かなりのソフトリョナ

 前回は格闘リョナでしたが、今作では拘束されての電撃ムチ。ただしムチも特殊仕様らしく、服はやぶけますが痣や出血はしないSM専用アイテムになってます。電気なのに・・・・?

 両手をバンザイ拘束されて動けないアイリスのお腹や背中、顔、お尻と無防備にさらけだされた弱点に容赦なくむち打ち。男たちはとても楽しそうにむち打ちします。やっぱこいつら生粋のクズ市民だわ

  そしてむち打ちで終わらず、なんと股間にムチをこすりつけられ放電。電撃による股間責めでアイリスはついに失神します。でもここで絶頂して失禁するくらいの描写は欲しかった。だってせっかくの股間電撃なんだから、そこが責めのピークとして、最後はヒロインが男たちの前で情けなく失禁までセットだろうと。やっぱり作品のコンセプトとして一貫してソフトリョナ寄りですね。

最後には市民たちにレイプされていく

 もはや抵抗する力も残っていないアイリス。拘束は解かれたのに動くこともかなわず、暴走した観客たちに電マ、バイブで乳首、まんこを何度も責められ、ついにアイリスの心は折れてしまいます。

 心が折れたアイリスは男たちに服従の意思を見せ許しを請いますが、その姿こそが男たちが望んだ姿。華のヒロインが堕ちて男たちに従順になる姿に男たちは興奮し、アイリスをボロボロに犯していきます。

 ただ・・・うん、堕ちたシーンがここになりますが、このシーン以外でもわりと「もう堕ちてねこれ?」という絶頂シーンが多く、何度も犯される過程で敵側に降伏を勧められても突っぱねるシーンがあればこの堕ちた瞬間も映えますが、抵抗の意思を見せるシーンがあまりないのもマイナスポイントです。

総評

 1作目に比べるとリョナレベルは上がったため、ハードさは3にしています。でもストーリー内でアイリスについての深堀がないため、彼女が堕とされる背徳感があまりないのがマイナスポイント。それと犯してくる市民たちにいまいち市民感がないのも、変身ヒロイン×クズ市民シチュとしては物足りませんでした。

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