緊縛地獄からの脱出!【★★☆☆☆】

作品の概要

タイトル：緊縛地獄からの脱出!

作者・メーカー：マテリアルカンパニー

発売日：２０２５年３月２０日

エロシーン：レイプ/輪姦/拘束

ヒロインタイプ：忍者・くの一

衣装：和服

とある屋敷の最深部にある秘伝の巻物を入手する任務を任せられたくノ一風花。

屋敷に侵入し、最深部を目指すが…そこには様々な罠や見張りが!
屋敷の主は緊縛が趣味であり、捕らえられたモノは拘束され、様々な辱めを受けることになるという…
風花は無事に敵をくぐり抜け、巻物を入手することが出来るのか…!

　くの一風花は、屋敷の地下１０階にある秘伝の巻物を手に入れる指令を受ける。その屋敷の君主は束縛好きで捕えた女を束縛し陵辱することを生きがいとしていた。そのため縄抜けの達人である風花が指名された。

　彼女は主君の命を受け、屋敷に潜入するというお話

　残念ながらストーリーというストーリーはないです。会話シーンも最初の指令を受けるところと、エンディングの２か所くらいでエンディングも「え？なんでその流れになるの？」となるので、ストーリーに関しては抜きゲーだとわかってたのであまり期待してはいなかったものの、それでも首を傾げる内容でした。

　システムはマップ内で規則的に動くNPCの捜索範囲を回避しながら進んでいくステルスゲーム。後ろから接触すると排除できるような暗殺要素はないため、ひたすら避けていくだけです。

　ただNPCよりこちらの方が移動スピードが速く行動も常に一定で範囲もそこまで広くないため、行き過ぎて接触しちゃったときくらいしか見つかることはありませんでした。難易度はそこまで高くありません。

　回想もクリアすれば自動的に全開放されるため、さくっとクリアできます。クリア自体は１時間もかかりませんでした。

　エロシーンは各階ごとに２段階（階によっては３段階）あり、全て拘束されています。捕まっての陵辱なので縄で縛られており、吊るされていたり卑猥なポーズで拘束されて陵辱されます。

　趣味が束縛の君主に仕えてるだけあり拘束の仕方もエロ目的の拘束が多いです。だって拘束するだなら素直に手足だけ拘束さればいいのに、SM拘束してますし。

　ただ拘束の仕方は縄だけ。時代が時代ゆえ仕方ないですが、椅子とかギロチン拘束とか、ぶら下げみたいなバリエーションはありませんでした。

　一度中出しすると抜け出すため、犯されてからさらなる追撃がないのが残念。同じ階で３回捕まるとBADENDですが、BADEND時も最後は暗転して終わるだけで、地下牢奥で白濁液まみれにされ白目をむいて犯されてる、なんて差分がないのは残念でした。

　また肝心の束縛大好きな君主が出てこない。BADENDでは君主に差し出され、部下とは比べ物にならない束縛シチュで堕とされるなんて展開もありませんでした。

　それと母乳シチュもあるんですが、乳首を吸われてたら突如母乳を噴き出すため、エロいよりも「なんで？」となりました。いや、薬を盛られた様子もないし、妊娠もしてないので・・・

　ストーリーはお手軽抜きゲーということで期待してなかったものの、それでもエンディングの流れがエロを入れるためとして思えなくてマイナスでした。

　一度射精すると逃げ出すためハードさは低め。ただ２段階エロを含め１０種類２０シーン前後エロシーンがあることを考えると、値段から見るとボリュームはあります。

　拘束特化のため、お手軽に拘束シチュを楽しみたい方向けでした。