作品の概要

タイトル:没落メイド 膣と毒薬
作者・メーカー:dark.ryona.x15
発売日:2025年7月5日
エロシーン:売春/快楽堕ち/睡眠姦/アナル
ヒロインタイプ:メイド
衣装:メイド服

ストーリーについて
由緒ある貴族の生まれで何不自由なく優雅に暮らしていたアリス。
しかし父親が事業に失敗して一家は離散したし、アリスと妹には多額の借金だけが残った。
妹は借金のかたとなりアリスはとある屋敷のメイドとして働き借金を返すことを決意する。
しかしその屋敷は高額な報酬のかわりにアリスの尊厳を破壊する非情なご奉仕を要求する。
果たしてアリスは無事に借金を返済して妹を助け出せるのだろうか・・・・

多額の借金により優雅な貴族生活は一変、借金を返すためにメイドとして働くことになったアリス。高額なメイド仕事に飛びついたアリスだったが、高額な話には裏があり、夜な夜な貴族たちに体を売ることを求められる。
もちろんアリスは拒否するが借金を抱える彼女に逃げ場はなく、毎日のように体を売る中で純潔だった彼女の身も心も汚れていくというお話。
アリス以外を徹底的に描かない手法

本作はアリスを中心に同じように体を売るメイドたちが登場しますが、ストーリーの大きな起承転結はなく、アリスが何度も体を重ねる中で、心が落ちぶれていく姿を彼女視点で楽しむものになります。
登場人物こそいますが影絵でシルエットしか出ず、アリス以外はどのような容姿かがわからないようになっています。彼女らはあくまでアリスを彩るための存在でしかなく、彼女らのサイドストーリーといった要素もなし。徹底的にアリスを以外を描かず余計な情報が入ってこないため、アリスがどのようなことを得て変わっていくかがわかりやすくなっています。
ゲームシステムについて
制限時間がわりとシビア

本作の流れは屋敷内で異なるエロシチュを要求される部屋で奉仕し、借金を返済しながら男たちの評判を上げること。評判を上げることでより高い報酬を得られるようになります。
しかし制限もあり、奉仕するとストレスが溜まり、80を超えると行動不能に。さらに制限時間もあり、これが奉仕するだけでなく時間経過でもどんどん減っていくため、バタバタしながら行動しないといけません。
ただ屋敷内しか移動しないうえ出来る行動も限られているため、中盤からはどうしても作業感が強くなります。
エロシーンについて
心の声駄々洩れの屈辱的な奉仕がメイン

アリスはついこの前までオナニーという存在すら知らなかった箱入り娘。そんな彼女が不特定多数の男に自ら股を開き、淫乱な姿を晒し続けないといけないのが本作の売りです。
表では男が悦びそうな言葉を必死に紡ぎながら、その裏では激しい嫌悪感を抱き男たちに憎悪を抱く。そしてふと一人になったとき、失ったものを自覚しポロポロと涙を流す。それを何度も繰り返すうちに、彼女の体は奉仕を受け入れ、身も心も変わっていきます。
この屈辱感と、そんな屈辱を感じていたアリスがいつの間にか自ら股を開き好意を持った男を誘惑するほど快楽堕ちした落差が楽しむポイントです。一方で睡眠姦や薬を飲ませて見下していた奴隷と見世物セックスさせる展開はあるものの、メインはあくまでアリス主体の奉仕です。なので陵辱や輪姦要素は薄くなっています。
肉体よりも精神面の陵辱を楽しみたい人向けになっています。
どうしても同じシーンが多い

本作はアリスが墜ちる過程が魅力のため、同じような奉仕シーンでもアリスが嫌悪感を感じながらか、淫乱に堕ち自ら腰を振る姿の落差を楽しめますが、同じエロシーンでもアリスの姿の違いを楽しむため、同じ構図のエロシーンが多いです。
全く同じ構図で嫌悪フェラ・嫌悪竿辞め・淫乱フェラと奉仕の種類、アリスの快楽度でシーンが分かれるので、数に対して同じ構図のシーンばかりで色んなシチュを楽しみたい人には物足りない内容になっています。
総評

ハードさは精神面こそありますが、ビジュアル面ではアリスが主導の奉仕シチュのため、そちらのハードさは抑え目。そして同じCGの差分エロが多いため、CG自体は少なく値段を考えるとコスパでは疑問が残りました。
エロ自体は墜ちる過程と屈辱や羞恥に苦しむシチュエーションが豊富なため、派手ではないが精神面の陵辱が好きならお勧めです。
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