作品の概要

タイトル:念動少女セーラースプレンダー
作者・メーカー:No Future
発売日:2020年7月11日
エロシーン:触手/レイプ/輪姦/異種姦/レズ
ヒロインタイプ:変身ヒロイン
衣装:制服
ストーリーについて
念動力者の少女-久城渚-が、悪の組織の基地から脱出するRPGです。

突如誘拐された久城渚。目を覚ますと謎の部屋におり、どこからか聞こえる声に導かれ、彼女は腰につけられた装備を展開。念動力を使い悪の組織からの脱出を目指すというお話。
ストーリーはまわりとこじんまりとしている
なぜ渚はギアをつけたとき懐かしいと感じたのか、彼女の隠された秘密を追う話にもなりますが、彼女の過去を知るためのデータがバラバラの階層に置かれています。むりやりおつかいシチュ作るんじゃねえ!!! え、大事なデータは分散管理?保守管理側が発狂するわ!!
また敵組織内だけでゲームが終わるため、登場人物も渚と敵側だけ。登場人物が少ないのはちゃんと理由があるのでそこは安心。そのため渚周りの人間関係も敵側となりますが、敵側の掘り下げがもっと欲しかった。渚に対しそれぞれ色んな感情を持っているんですが、どの敵も負けるとあっさりなので、もっと執着を見せて敵側の掘り下げをしてほしかったです。
一度負けて勝利対する執着が異常なものになり、まともだったら手を出さないような禁忌にも手を染め、その先でヒロインをめちゃくちゃに犯す。そんな展開が欲しかった。
ゲームシステムについて

ゲームシステムはダンジョン探索のシンボルエンカウントターン制バトル。またランダムエンカウントとは別に罠エンカウントがあり、罠エンカウントは拘束された状態で戦闘がスタートします。
拘束立ち絵は他のゲームから一線を画すくらいエロくていいんですが、拘束解除方法が厄介で、通常のゲームなら抵抗するとか振りほどくという特殊コマンドで脱出します。今作だと念動力を使い脱出しますが、念動力を使うにはPF、一般的なMPが必要なため、拘束された時点でMPがないと詰みます。
処女縛りすると大変

クリア自体はそこまで難しくないんですが、処女縛りすると難易度が格段に跳ね上がります。
一枚絵だけでなく拘束状態でも処女は奪われるため、常に拘束を解除し続ける必要がありますが、拘束具にもHPがあるため、HPを0に出来ないと拘束を解除できない。解除が間に合わず犯され処女喪失・・という展開に泣かされた人はどれだけいたでしょうか。
エロシーンについて
拘束シーンとトロ顔がメイン

nofutureものでは珍しく輪姦シーンは少な目。その代わり拘束エロが非常に豊富。
・拘束されたままバイブであそこを責められ、恥ずかしさと快感に悶える
・ベッドに張り付けにされ、戦闘員たちに白濁液まみれになるまで犯されつくす
・椅子に拘束され、乳首とまんこを機械責め
・宙ずり拘束され、全身にローターをつけられながらの手マン
・椅子にマンぐり返しで拘束され、目隠しまで代わる代わる便所のように中出しされる
・壁尻状態で拘束され、トイレ代わりに口の中に出されまくる
うん、拘束エロだけでこれだけあるんですね。他にも触手や脳筋絶倫幹部に失神するまで犯される、洗脳され戦闘員と淫乱エッチをしながら、途中で洗脳を解かれ輪姦などもあります。

そしてエロシーンの多くが最初は恥辱と恐怖に悶えるヒロインが、快感と朦朧とした意識の中でトロ顔になっていく様。どのシチュでも最後にはボロボロになり、その中で快感に目覚めてしまい快楽に喜ぶ自分を抑えられない。自分の過去を知っても立ち上がる強さを持っている渚が堕ちきった姿は変身ヒロインものの盛り上がり処です。
拘束立ち絵がエロい
この手のエロRPGが戦闘時の拘束エロと、一枚絵エロの2種類があり、多くのエロゲでは立ち絵エロはヒロインの立ち姿は固定で、そこに各モンスターが配置される使いまわしが多いのですが、今作はそれぞれ拘束の種類ごとに表情や立ち絵、ポーズが全部違う。まあさすがに全シチュ新規絵というわけではありませんが。
拘束一つとっても張り付け拘束、機械拘束、ギロチン拘束、スライムに張り付かれ前かがみに耐えるしかない姿。触手に拘束されマンぐり返しにされたポーズなど、拘束立ち絵にもこだわりを感じます。ただそこからのエロはもっとパンチが欲しかった。
機械・道具姦が多く好みが出る

Nofuture作品では結構拘束シチュが多いのですが、その中でも特に拘束が多いのですが、拘束×機械・道具姦が多い。道具にイかされるというのは恥辱シチュとして定番ですが、それにしたって多い。敵組織の中だから改造手術をするための拘束具は豊富・・・というのはわかるんだけど、それにしたって拘束が多い。拘束も座り、立ち拘束が多いので、1対1の陵辱が多く輪姦シチュが少なくなっています。
拘束ものや道具責めが好きならいいですが、Nofutureでは多いクズ市民シチュもないため、これまでの作品と同じ毛色を求めると肩透かしをくらいます。
総評

ストーリーは登場人物の少なさと、敵側の掘り下げがもっと欲しかった。エンディングもハッピーエンド!と手放しで言えないため、地獄のような陵辱の先がこれだと報われないなあ・・・となってしまいます。いや、未遂だけで処女ルートもできるので陵辱だらけは語弊があるけど。
マニアックは機械・道具責め・壁尻とマニアックシチュが多いことから高め。その分似た責め方が多くなってしまったため、ボリュームは低めになりました。


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