作品の概要

タイトル:巫女神さま-REBOOT-
サークル:ぽいずん
発売日:2025年1月1日
エロシーン:レイプ/輪姦/触手/異種姦
ヒロインタイプ:女子学生/変身ヒロイン
衣装:制服
Ci-enの有料プランで単話形式で提供されていた巫女神さまの外伝シリーズ。
ストーリーについて
人間と妖怪(あやかし)の戦いが終わり、手を取り合うようになった時代。
退魔師の家系に生まれ育った天宮響の下に未知の怪異事件の知らせが届く。事件解決の為、祖母・天宮桜と共に瀬戸内の街『薄桜市』へと旅立つ響……。
そこで目にしたのは人間でも妖怪(あやかし)でもない、
通称・マダラと呼ばれる異形が夜の街を跋扈(ばっこ)する姿であった。
新たな戦衣装に身を包みマダラを退ける響だったが、
しかし、それは壮絶な戦いの幕開けにすぎなかったのだ――。

退魔師として活動する天宮響は依頼を受け、マダラと呼ばれる異形が暴れる薄桜市へやってきた。女子学生となり学校へ潜入した響はクラスで浮いた存在のほまれと出会い、想像もしていなかった残酷な運命に抗うというおはなし。
少年漫画風の王道ストーリー

響は武装式・朧残雪を纏うことで戦闘スタイルになり、マダラと戦う展開。もちろん退魔師であることは一般人に知られてはならず、敵たちにその隙をつかれピンチに陥っていきます。

新しい土地でできた友達。しかし関われば関わるほど自分の事情に巻き込んでしまう恐れがある。その心の隙を突かれ友人たちの前で変身するしかない状況に追い込まれた響は・・・と変身ヒロインものの王道である友人たちを巻き込みたくない、変身すれば全てを失ってしまう。しかし変身しなければという葛藤の展開になります。
後半に進めば進むほど響ではどうしようもない残酷な運命が待ち構えており、どんどん重い話になっていき「あれ?これあの巫女神さまの世界なんだよね?」というようなダークなお話になっていきます。
前知識なしでも十分楽しめる
巫女神さまの外伝作品ですが、上記でもまるで別の世界だと感じるほど空気が違います。そのため巫女神さまの知識がなくとも今作は楽しめます。
またファンタジーものですが専門用語も少なく、スムーズに話を読み進められるのもよかった点です。ひどいやつはほんと会話の7割が専門用語で何しゃべってるのか理解できない作品とかあるからなあ・・・
ゲームシステムについて

巫女神さまのようなRPG形式でなく、ノベルゲーム方式。1話形式で読み進め、各話に一つ選択肢がありますが、選択肢も「グッドエンドにになる、バッドエンドになる」と丁寧に補足してあるため迷うことは有りません。ただストーリー部分のボリュームがあるため、読み進めると結構時間がかかります。
エロシーンについて
バッドエンドエロシーンのみ

今作のエロシーンはCi-enで最も投票数が多かったバッドエンドが採用されているため、エロシーンは全てバッドエンドのみ。しかもほとんどがすでに何度も犯された状態からスタートするため、序盤の処女喪失や快楽よりも痛みや屈辱が強い段階のシーンが有りません。
またバッドエンドのみのため、犯されてるもまた立ち上がり進む、という折れない展開はなく、どのシーンでも最期には堕ちています。
抜きゲーとしてはコスパ悪め


各話にエロシーンが一つずつで合計10シーン。1000円という価格を考えるとコスパは悪いです。
元々が単話で売っていたため、各話にバッドエンドが一つずつ採用されていたためにこのようなシーン数になっていますが、単話売りのため各エロシーンが連動しておらず、その点もエロ面のボリューム不足を感じてしまいます。
読み物で考えるなら結構なボリュームなんですが、抜きゲーでみるとボリューム不足という、ちょっと困った評価になっています。
総評

ストーリーの評価は高いがエロ面は評価が低いという、このサイトとしては困った評価になる作品。巫女神さまとはよくも悪くも雰囲気は全然違うため、ストーリー重視のエロゲが好きならお勧め。ストーリーよりもエロシーンをガンガン楽しみたい!という人には物足りないと思います。

コメント