シニシスタ SiNiSistar【★★★☆☆】

作品の概要

タイトル：シニシスタ SiNiSistar

作者・メーカー：ウー

発売日：２０１９年８月３１日

エロシーン：リョナ/レイプ/丸呑み/異種姦/ボテ腹/搾乳/グロ/拘束

ヒロインタイプ：シスター

衣装：礼装服

ストーリーについて

教会から呪われた地に派遣されたシスター「ラビアン」がモンスター退治に挑む、
シンプルな2Dアクションゲームです。

恐ろしい存在に襲われる絶望感や、死への憧れ、被虐的な官能がテーマです。

往年のドット製ゲームをイメージしつつ現代風に仕上げられた綿密なドット絵で、
当時想像の中にあったゲームオーバーの先までを描写します。

※このゲームには性的・暴力的なシーンやグロテスクな表現が含まれます。

　浄化の力を持つシスター、ラビアンは呪われた地に派遣された。そこでは呪われた化け物が大量に巣くっており、ラビアンは彼らと戦う中で犯され、取り込まれ、無残に殺されていくというお話

　導入もなくいきなり操作がスタートするので、ストーリーはあってないようなものです。雰囲気を楽しむゲーですね。

ゲームシステムについて

2D横スクロールアクション。難易度は易しい～普通

　近接と矢を消費する遠距離の弓攻撃の2種類を駆使し、道中に出現する敵を倒していきます。こちらは攻撃とジャンプ、四方向への移動のみのため、アクション自体はシンプルで、その分敵の動きもシンプルである程度猶予があります。ただ初見殺しの罠もありゲームオーバーになっても直前マップからスタートできるので、ある程度死に覚えゲーの一面もあります。

コンフィグ・回想は改善が必要

　コンフィグは上記ですが、雰囲気作りのためか英語も混ざっており、一見では見づらい。これ、英語設定でなくデフォルト設定です。

　また回想はあるものの、エロシーンは一覧ではなく、一つ一つ順番に見ていかないといけない形式。一覧がないため、見たいモンスターのシーンがどこまで流せば見れるのかがわからないので非常に使いづらいです。

ライト版との違いについて

　こちらの作品、実はライト版が販売されており、こちらは３００円台とかなり割安。通常版との違いはエロシーンの有無。ライト版は全年齢で販売されており、あくまでゲーム部分を楽しむためのカット作品のため、値段が安くなっています。

　「やっぱりエロも欲しい！」という方向けに、ライト版にエロシーンを追加するR18DLCも販売されています。

エロシーンについて

丸呑み、ボテ腹、搾乳とハード異種姦ばっちり

　メインは異形の化け物たちによる異種姦。どれもゲームオーバーエロなので、四肢をガチガチに拘束され、穴という穴に触手や肉塊を突っ込まれただただ悲鳴をあげるしかないヒロインの様を楽しめます。

　エロはドットSDが簡易アニメーションで常に動き、詳細な状態が左の立ち絵で表現されるシステムですが、立ち絵はどうしても似たような構図が多いです。

　相手は異形の化け物なので、一度捕まれば苗床にされるだけ。触手に取り込まれ丸呑み。豚の化け物に家畜化され、爆乳化し母乳を搾り取られ続ける。巨大ナメクジに押し倒される。人型の何かに触手を突っ込まれたり、バックで拘束され犯されたりと解放されない永遠の地獄が続きます。

　ラビアン自体が巨乳なので、彼女の胸にしゃぶりついたり、改造され母乳を搾り取る装置にされたりと胸責めシチュが多いのも特徴です。

売りは同化、斬首、異形化のグロ描写

　今作はエロだけでなく、グロも豊富。首を刎ねられる。手足を落とされ晒しものにされる。柔らかな皮膚を食いちぎられると流血描写だけでなく、取り込まれ肉塊化。植物化、死霊化など見た目から大きく変わってしまう同化、異形化もかなり多いです。

　中には原型を留めていないものもあるので、丸呑みや同化、人体破損描写が好きな人には刺さる作品です。

一つ一つにもっとボリュームは欲しかった

　モンスターとの異種姦の動きは一定のものも多く、段階が１つしかないモンスターも多いので、一つ一つのボリュームは少なく感じました。アニメーションという特性上、段階が一つしかないモンスターのエロシーンはワンパターンに見えてしまいました。

　ボスが多いのは納得できますが、道中敵でもボリュームにばらつきが目立つのはマイナスポイントでした。

総評

　ストーリーに関しては雰囲気ゲーで深堀り要素もないため低め。グロも有り、ヒロインは苗床や肉塊に作り替えられたりとハードな扱いを受けますが、ボリュームは前述のとおり、敵によってばらつきが非常に大きいため、その点のマイナスが目立ちました。

　２はシステムのマイナス面がだいぶ改善されておりストーリーのつながりもあまりないため、２を先に買うのもありです。