作品の概要

タイトル:エンドレス
作者・メーカー:「タカシ」
発売日:2025年6月16日
エロシーン:陵辱/輪姦/鬱/売春
ヒロインタイプ:女子学生/人妻
衣装:制服


ストーリーについて
最後のページをめくっても、彼女たちの地獄は終わらない――。
完売御礼の大ヒットコミックス『ピリオド』の系譜に連なる《救済無き暗黒淫話集》…
大幅加筆と描き下ろしエピソード2作を収録した「タカシ」の3rdコミックス!!★電子版限定特典★
描き下ろし漫画『親 -again-』収録!畳みかけるような悪意の連鎖が、乙女たちをむさぼっていく様をご堪能ください。
『恋』
憧れていたバイト先の美人人妻・尋観(ひろみ)さんと相思相愛のイケナイ関係に。
しかし我慢しきれず、職場の隅でキスしてしまったところを同僚に盗撮されてしまった。
不倫をバラすと脅された尋観さんは、非道な要求に従うほかなく…
行為はどんどんエスカレートし、絶望的な光景を記録した動画も送られてくるようになって……。『親』
離婚後も男の途切れない母親はろくに働いていない。
愛する弟のため、過酷なバイトで家計を支える光莉(ひかり)は、母の再婚相手に傷つけられたトラウマを抱えていた。
自分を大切に扱えない彼女は、パパ活に手を出すが――それは更なる地獄の入口だった。『白馬の王子様』
強引なナンパに遭っているところ、ヤンキー気質の幼馴染に助けてもらった優陽(ゆうひ)。
しかし、そのトラブルがきっかけで、完全に不良集団のターゲットにされてしまい…
友達と一緒に連れ去られた彼女は、友達と幼馴染を守るために我が身を犠牲にする。
だが、その交換条件として出されていた約束はすべて――。『人形の姫君』
やや過保護な母親に、大切に育てられた美華(みか)。
反発からか、友達と過ごすときはくだけた態度を見せる一面も。
しかし、母親とも繋がりのある有力者・小清水(こしみず)からのしつこい誘いを拒否し続けた結果、強引な手段で追い詰められることに。逃げ場は、どこにもなく……。〈収録作品〉
恋
親
白馬の王子様
白馬の王子様 -another-(描き下ろし)
人形の姫君
人形の姫君 -period-
人形の姫君 -after-(描き下ろし)
親 -again-(デジタル限定・描き下ろし)

バイト先の先輩で人妻の尋観といけない関係になってしまうが、そのことをネタに脅され、他のバイト仲間に犯されどんどんヒートアップしていく「恋」
娘を犯すろくでもない親に育てられ、唯一の心の支えである弟が欲しいといったゲーム機を買ってあげるため、パパ活に手を出してしまった少女。しかしそのことをクズ親に知られ、地獄のような売春を強要されていく「親」
不良グループから自分を助けてくれたのは、昔離れ離れになった幼馴染だった。しかし不良グループの逆恨みに利用され、汚されたうえに大切な人にも犯される「白馬の王子様」。そしてその逆恨みに巻き込まれ、車の中で犯される友人のお話「白馬の王子様 -another-」
母親に着飾られ窮屈な生活を送る反動でやさぐれた一面を持った少女。しかし彼女を狙う男に囲まれ、輪姦されつくされたうえ、屈辱的なゲームをさせられる「人形の姫君」
大切な弟と約束をした夜、クズ親に裏ビデオを撮るために用意した男たちに路上で輪姦される「親 -again-」
今作もクズ男たちにいたいけなヒロインたちが希望を打ち砕かれ、地獄の底に墜ちていく作品のアンソロジーになります。
ピリオドとの違いはストーリー面の鬱度のひどさ

ひととせの思い
ヒミツのご主人様
友達
純潔の代償
家族
思い出
Loneliness
HERO
劣情モノポリー
前作のアンソロジー、ピリオドとの大きな違いはストーリー構成。ページ数は191とどちらも同じですが、ピリオドが単話完結式だったのに対し、エンドレスは2~3話構成になっている作品が多くなっています。

このためピリオドに比べ、作品1つのエロ以外に割かれる部分が多くなっており、特に陵辱までの導入や周辺の人間関係がより濃く描写されています。その結果作品の暗い雰囲気や、ヒロインの絶望感がよりわかりやすく、より重くなっており、鬱度は前作の非ではありません。

その分ピリオドに比べ作品のレパートリー数が減っていた李、エロまでの導入が長くなっているためとにかくエロを楽しみたい人にはピリオドがおすすめ。エロまでの導入や、より絶望的な陵辱を楽しみたいならエンドレスになります。
エロシーンについて
目に涙を浮かべ絶望感に襲われながら犯されるシチュが魅力

ストーリー面でも述べたように、今作の陵辱シーンは絶望感が売り。信じていた相手に裏切られながらの陵辱や輪姦が多いため、ヒロインは快楽によりも目に涙を浮かべ、絶望に打ちひしがれながら心が折れていく音が聞こえるようなシチュばかりです。
作品によっては最後に快楽堕ちするものもありますが、それぞれのヒロインは背負っているものがあるため、かすかな希望にすがろうとなかなか堕ちきれません。その堕ちそうで墜ちきれないぎりぎりの表情を楽しめる作品です。
ムチムチ度はパワーアップ

今作のヒロインも巨乳ふともももちもちのムチムチヒロイン。さらにピリオドに比べると胸がボリュームアップしており、重力に全く抗えず垂れ下がった巨乳のビジュアルの破壊力がすごいです。
そしてそんな巨乳を力任せに揉まれ、吸われ、激しく腰を打ち付けられブルンブルンと揺れる破壊力。どのシーンもヒロインはクズな男たちに道具のように尊厳を踏みにじられるように犯されるため、動きが激しく胸もその分揺れてます。前作に比べるとヒロインの体つきの良さが大分パワーアップしてるので、リアルなスタイルのヒロインの方が燃えるなら前作がおすすめ。ムチムチが好きなら今作がおすすめです。
総評

ストーリーはピリオドよりも重視されており、各作品も共通して裏切りによる絶望が色濃く描写されています。ハードさはもちろん5で、一部薬を使うシーンはあるものの、正気を保ったまま犯されつつづけるため、狂えないヒロインの絶望感がすごかったです。
シチュ自体は王道なため、マニアックだけ低め。犯され方がどうしても全シチュで似たようなものになっており、アンソロジーであることを考えると、せめて衣装やヒロイン側にも何かさせるような差別化があればいいなと思います。
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